【カフェの電源占領で思う。ジェネレーションギャップは無くならないのだ!】
■
育ってきた時代が違うから
価値観は違う!
のでしょうか。
いつの世も、
ジェネレーションギャップ
ってなくならないのでしょうか。
■
僕と同年代、
もしくはそれ以上の
経営者さんとお話しすると
ジェネレーションギャップ
について話題になることが
多いです。
よく耳にするのが…
「今の若い従業員は
よくわからないよね。
少し注意すると
パワハラだ!
モラハラだ!
と言ってくる。
だから…
次第に従業員に
注意しなくなる。
すると
自ら仕事をする者は
どんどん負荷が増し
仕事をしない者は
全く仕事をしなくなる」
などといった内容です。
■
さて、さて、
ハロウィンの翌日、
ある資料を作る必要があり
バッテリー残量がほとんどない
PCを持って新宿のカフェに
入った時のことです。
そのカフェには電源席が
5席ありました。
電源席5席はいずれも
壁に向かって一列に座る
カウンター席です。
それぞれの席と席の間には
コロナ対策として
アクリル板が設置してあり、
座った席に対応した電源が
一つ用意されていました。
■
僕が店に入った時、
5席のうち端の1つが
空いていたので
迷わずその席に座りました。
しかし隣の席から延びる
電源コードが
僕が座った席の電源に
刺さっていました。
■
電源コードの主を
見てみると
20歳前後と思しき
女性。
観察していると
彼女は4人組。
そして全員が
電源席に座っていました。
彼女たち4人は我が物顔で
5つの電源を占領しています。
■
彼女たちの会話から察するに
大阪の女子大生4人組のようです。
昨夜は渋谷のハロウィンで
盛り上がり
渋谷で夜を明かしたよう。
そして今朝、
長距離バスのターミナル
(バスタ新宿)がある新宿に
移動してきて、
新宿の電源付きカフェに入り
現在に至るようです。
■
僕は
「この電源使って良いですか?」
と隣の席の彼女に言い
自分の席の電源を
使おうと思いましたが、
そのうち
「ごめんなさい」
と言って
電源を明け渡してくれるだろう
と期待して待ちました。
中途半端な充電じゃ
彼女も嫌だろうと思い
満充電されるまで
待とうと思ったわけです。
■
しかし、
彼女は
スマホの充電が終わったら、
今度はスマートウオッチを
充電し始めました。
■
そこで僕はある実験を
試みました。
僕が使っている
カウンター(机)の上に
PCと電源コードを
これ見よがしに置き、
いつ電源を明け渡して
くれるか
の実験です。
■
しかし、
いつまで経っても
「すみません」
の一言もありません。
電源はずっと彼女が
占領したままです。
■
彼女たちは
「そろそろお店
(ファッションビル)が
開いたから、
このカフェ出る?」
と話し始めました。
しばらくすると
僕の横の彼女は
無言のまま
パーテーションを
乗り越えて
僕の方に手を伸ばし
しれ~っと
電源を抜いて
荷物をまとめて
出ていきました。
■
僕がそのカフェに入って
2時間。
ついに彼女は電源を
明け渡してくれませんでした。
また僕に対し一言も
ありませんでした。
■
さて、さて…
僕が大学生の頃を
思い出してみます。
確かにあの年代、
気が大きくなり
失礼なことをさんざん
してきたと思います。
しかし、
僕が彼女の立場で
隣の席に人が座ったら
「すみません」
と言ってすぐに自分のコードを
電源から抜いたと思います。
■
考えてみれば
僕に子供がいれば
彼女くらいの年齢。
友達のような親子となり
甘やかして
育てているかも知れません。
きっとケツバットとか
ビンタとかされたことない
年代でしょうね。
(↑ケツバットやビンタが
良いのか、悪いのか、
良く分かりませんが…)
親もほとんど怒らないのかな~
■
(話戻して…)
彼女たちの心の中(状況)を
想像してみます。
少子高齢化の時代で育ち、
兄弟も少なく
(兄弟げんかをすることもなく)
生まれた時から
低経済成長。
政治は
シルバーデモクラシーであり
将来的にも若者が割を食う!?
やっと大学に入ったので
好きなことするぞ!
と思った矢先、
コロナ禍となってしまう。
■
これじゃ
「将来が楽しくなる」
とか
「将来が今より良くなる」
と思えない世代だと
想像します。
ということは
フラストレーションが
溜まっているはず。
■
であるなら
それは僕たち世代の
責任かも知れませんね。
■
「最近の若者は
どうなっているのか(怒)」
と言うのは簡単ですが、
僕たちもそう言われて
育ってきたはず。
それを自覚し
今の若者が育っている環境に
思いをはせ
理解してあげようと努力しないと
前へ進まないのではないか…
と思った次第。
■
実際、
若者が少なくなり
高齢者の割合はどんどん増え、
国の借金はますます
膨れているのは事実のよう。
そんなことを考えていたら
やっぱり彼女たちに
腹は立たない。
■
事業承継も同じかも知れません。
経営者である親も
後継者である子も
ジェネレーションギャップに
怒りを感じるだけでなく、
そのギャップはどこから
生じたのだろう?
と思うところから
はじめないと
うまくいかないかも
しれない…
P.S.
大学の時、N川先生という
おばあちゃん先生がいました。
N川先生は、女子に向かって
「男子の前で化粧をするなんて。
恥ずかしいと思わないの」
と言っていた記憶があります。
上述の大阪の女子大生4人組は
騒ぎながら堂々と化粧をしていました。
N川先生が見たら
どう思うんだろう???
電源を占領していた彼女が
「悪いことしたな~」
と心の中ででも
思っていてくれれば
嬉しいな~
逆に
「隣のオヤジが
厭味ったらしくて嫌だった」
と思っているのかも知れない笑
それはそれで…
【カフェの電源占領で思う。ジェネレーションギャップは無くならないのだ!】
■
育ってきた時代が違うから
価値観は違う!
のでしょうか。
いつの世も、
ジェネレーションギャップ
ってなくならないのでしょうか。
■
僕と同年代、
もしくはそれ以上の
経営者さんとお話しすると
ジェネレーションギャップ
について話題になることが
多いです。
よく耳にするのが…
「今の若い従業員は
よくわからないよね。
少し注意すると
パワハラだ!
モラハラだ!
と言ってくる。
だから…
次第に従業員に
注意しなくなる。
すると
自ら仕事をする者は
どんどん負荷が増し
仕事をしない者は
全く仕事をしなくなる」
などといった内容です。
■
さて、さて、
ハロウィンの翌日、
ある資料を作る必要があり
バッテリー残量がほとんどない
PCを持って新宿のカフェに
入った時のことです。
そのカフェには電源席が
5席ありました。
電源席5席はいずれも
壁に向かって一列に座る
カウンター席です。
それぞれの席と席の間には
コロナ対策として
アクリル板が設置してあり、
座った席に対応した電源が
一つ用意されていました。
■
僕が店に入った時、
5席のうち端の1つが
空いていたので
迷わずその席に座りました。
しかし隣の席から延びる
電源コードが
僕が座った席の電源に
刺さっていました。
■
電源コードの主を
見てみると
20歳前後と思しき
女性。
観察していると
彼女は4人組。
そして全員が
電源席に座っていました。
彼女たち4人は我が物顔で
5つの電源を占領しています。
■
彼女たちの会話から察するに
大阪の女子大生4人組のようです。
昨夜は渋谷のハロウィンで
盛り上がり
渋谷で夜を明かしたよう。
そして今朝、
長距離バスのターミナル
(バスタ新宿)がある新宿に
移動してきて、
新宿の電源付きカフェに入り
現在に至るようです。
■
僕は
「この電源使って良いですか?」
と隣の席の彼女に言い
自分の席の電源を
使おうと思いましたが、
そのうち
「ごめんなさい」
と言って
電源を明け渡してくれるだろう
と期待して待ちました。
中途半端な充電じゃ
彼女も嫌だろうと思い
満充電されるまで
待とうと思ったわけです。
■
しかし、
彼女は
スマホの充電が終わったら、
今度はスマートウオッチを
充電し始めました。
■
そこで僕はある実験を
試みました。
僕が使っている
カウンター(机)の上に
PCと電源コードを
これ見よがしに置き、
いつ電源を明け渡して
くれるか
の実験です。
■
しかし、
いつまで経っても
「すみません」
の一言もありません。
電源はずっと彼女が
占領したままです。
■
彼女たちは
「そろそろお店
(ファッションビル)が
開いたから、
このカフェ出る?」
と話し始めました。
しばらくすると
僕の横の彼女は
無言のまま
パーテーションを
乗り越えて
僕の方に手を伸ばし
しれ~っと
電源を抜いて
荷物をまとめて
出ていきました。
■
僕がそのカフェに入って
2時間。
ついに彼女は電源を
明け渡してくれませんでした。
また僕に対し一言も
ありませんでした。
■
さて、さて…
僕が大学生の頃を
思い出してみます。
確かにあの年代、
気が大きくなり
失礼なことをさんざん
してきたと思います。
しかし、
僕が彼女の立場で
隣の席に人が座ったら
「すみません」
と言ってすぐに自分のコードを
電源から抜いたと思います。
■
考えてみれば
僕に子供がいれば
彼女くらいの年齢。
友達のような親子となり
甘やかして
育てているかも知れません。
きっとケツバットとか
ビンタとかされたことない
年代でしょうね。
(↑ケツバットやビンタが
良いのか、悪いのか、
良く分かりませんが…)
親もほとんど怒らないのかな~
■
(話戻して…)
彼女たちの心の中(状況)を
想像してみます。
少子高齢化の時代で育ち、
兄弟も少なく
(兄弟げんかをすることもなく)
生まれた時から
低経済成長。
政治は
シルバーデモクラシーであり
将来的にも若者が割を食う!?
やっと大学に入ったので
好きなことするぞ!
と思った矢先、
コロナ禍となってしまう。
■
これじゃ
「将来が楽しくなる」
とか
「将来が今より良くなる」
と思えない世代だと
想像します。
ということは
フラストレーションが
溜まっているはず。
■
であるなら
それは僕たち世代の
責任かも知れませんね。
■
「最近の若者は
どうなっているのか(怒)」
と言うのは簡単ですが、
僕たちもそう言われて
育ってきたはず。
それを自覚し
今の若者が育っている環境に
思いをはせ
理解してあげようと努力しないと
前へ進まないのではないか…
と思った次第。
■
実際、
若者が少なくなり
高齢者の割合はどんどん増え、
国の借金はますます
膨れているのは事実のよう。
そんなことを考えていたら
やっぱり彼女たちに
腹は立たない。
■
事業承継も同じかも知れません。
経営者である親も
後継者である子も
ジェネレーションギャップに
怒りを感じるだけでなく、
そのギャップはどこから
生じたのだろう?
と思うところから
はじめないと
うまくいかないかも
しれない…
P.S.
大学の時、N川先生という
おばあちゃん先生がいました。
N川先生は、女子に向かって
「男子の前で化粧をするなんて。
恥ずかしいと思わないの」
と言っていた記憶があります。
上述の大阪の女子大生4人組は
騒ぎながら堂々と化粧をしていました。
N川先生が見たら
どう思うんだろう???
電源を占領していた彼女が
「悪いことしたな~」
と心の中ででも
思っていてくれれば
嬉しいな~
逆に
「隣のオヤジが
厭味ったらしくて嫌だった」
と思っているのかも知れない笑
それはそれで…