やるスイッチとわんこYouTube
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塾のCMで広まった
「やる気スイッチ」
というワード。
CMでは、歌&音楽で
「やる気スイッチ」
というワードを
視聴者に印象付けることに
成功したと思います。
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その歌詞は
『やる気スイッチ、君のはどこにあるんだろう?
見つけてあげるよ~、君だけのやる気スイッチ~♪』
でした。
※上記CMで
資本力のある大手学習塾の販促パワー
ってものを見せつけられました。
このCM、ずいぶん
サブリミナル効果があったのでは…
と推測しています。
知らんけど…
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さて、さて、話変わって…
僕の学生時分のこと
「やる気スイッチ」が入ったことは一度もなく、
成績は地面すれすれの低空飛行を続けて
いました。
何度地面に激突しそうになったことか…
※地面すれすれでも
飛び続けているとどこかに達する
のですね。人生って不思議です。
さんまさんの「生きてるだけで丸儲け」
という言葉が染みます!
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今思い出しても、
学生時分はマヂで危機感がなかった(汗)
学校の先生や、親から
「勉強しなさい!」
と言われても、
危機感がないので
「やる気スイッチ」は入らぬまま。
逆に先生や親に
できうる限りの抵抗をしてから
(勉強もせずに)遊んでいました。
(どーしようもないヤツでした。
親や周囲の大人に甘えていたと言われても
僕はまったく否定できません汗)
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現在、
多少なりとも
本を読んだり人と会ったり
するようになったのは
学生時分と違い
「危機感があるから」
だと思います。
・このままじゃ、マズい、
・人生詰んでしまう、
・短期的視点も必要だけど
長期的視点で何かを積み上げて
いかなければ将来危うい、
とどこかで思っています。
(が、まだまだ危機感は希薄で
ぼけ~っと鼻くそをほじりながら
YouTubeを見ています
僕は矛盾だらけです!)
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そのYouTube
僕は、わんこをよく見ています。
あるYouTubeでは
捨て犬だったわんこの日常を
映し出してくれます。
そのわんこは
優しい飼い主さんにもらわれたのに
家にやってきた当初、
食事も、水さえも口にしませんでした。
またトイレもしませんでした。
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心配する飼い主さんが
「どうぞ」と言って
食事や水をわんこの目の前に
差し出すのですが、
わんこはぶるぶる震えて
一向にそれらを口にしようとは
しません。
飼い主さんは
仕方なく食事を手の平に少量のせ
優しく口元に近づけるのですが、
その手を避けようとします。
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「馬を水飲み場に連れて行くとは
出来ても、
水を飲ませることは出来ない」
とはよく耳にする言葉だと
思いますが、
このわんこも
食事も水も摂る気がないので
いくら目の前にそれらを置いても
食べないままです。
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やっぱりな~
結局は
「本人(本犬?)の気持ち次第」
なのだろうと思います。
周囲の力ある大人は
本人のために環境を整備することは
出来るかも知れませんが、
やるか、やらないかは
本人次第なのだと思います。
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やはり
人の気持ちをコントロールすることは
出来ないと僕は思っています。
いくら社長が従業員に向かって
「○○してくれよ~」
とお願いしても
従業員本人にやる気がなければ
仮に一時やったとしても継続しない
(また効果は限定的)
と思います。
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内発的動機が本人の中で
湧き起こらないと
こちらから何を仕掛けても
ムリなはず。
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心配する気持ちを
無理やりにでも抑えつけ
「しゃーない。放っておくか」
くらいの気持ちを持った方が
かえってうまく行くのかも
知れませんね。
P.S.
YouTubeは勉強になるものも
多くあります。
それらだけを効率的に見て
必要な知識を吸収すればいいのですが、
つい、つい、
他のYouTubeも見てしまいます。
(ということは僕の中には
将来に対する危機感がないのか!?)