サービス業特有の難しさは「品質=人」次第であること
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「サービス経済化」という言葉があります。
「AIによる概要」では…
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サービス経済化とは、
経済活動全体に占めるサービス産業の割合が
増加していく現象のことです。
具体的には、製造業などの第一次・第二次産業の
割合が相対的に低下し、
卸売・小売業、金融・保険業、運輸・通信業、飲食業
などの第三次産業(サービス産業)の割合
が増加していくことを指します。
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では、
第三次産業に就業している方の割合はどれくらいだろう?
と思い、再度検索してみました。
これもAIによる概要をコピペします。
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日本の第三次産業の割合は、
就業者数で約7割を占めています。
具体的には、2020年のデータでは、
第1次産業が3.2%、
第2次産業が23.1%、
そして第3次産業が71.9%となっています。
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(ここで一旦、話は飛びますが…)
第一次産業の就業者の割合が
3.2%です。
3.2%の内容としては
多分高齢化著しい
のだと推測されます。
今年の異常気象、
それに第一次産業の就業者の高齢化を鑑みると
今後、我が国の食料は大丈夫なのでしょうか?
そう遠くない将来においても
とても心配になってしまいます…
争いが起きなきゃいいですが…
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(話を戻します)
そして事業者数でいうと
第三次産業の割合は
2020年の経済センサス活動調査では
全産業の81.5%を
第三次産業が占めている
とのことです。
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以上より
・我が国はサービス経済化が進んでいる
・就業者数の割合と、事業者数の割合から
サービス業の事業規模は製造業などと比べて
小規模と推測される
と言えるかと思います。
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そんなサービス業の特徴は
1.不可逆性
2.無形性
3.不可分性
4.変動制
5.非貯蔵性
と言われています。
マッサージ店などを頭に思い浮かべて
以下をお読みいただけると幸いです。
1.不可逆性とは
一旦サービスを提供したら返品が出来ない
ということです。
2.無形性とは
カタチがないということです。
3.不可分性とは
サービスの生産と消費が同時に行われることです。
4.変動制とは
需要と供給によってサービスの質と内容が
変わってしまうことです。
ダイナミックプライシングもその一つ。
※ダイナミックプライシングは飛行機やホテルが
すぐに思い浮かぶますよね。
5.非貯蔵性とは
取っておけない(在庫できない)ことです。
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多くのサービス業の品質は「人の質」に
よると思います。
良いマッサージ師さんにマッサージしてもらうと
ツボを押さえて施術していただけます。
逆にイマイチの方に施術してもらうと
ツボを外したうえ、施術後痛みが引きませんから。
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以上より
サービスの品質≒人の質
だからお客様は「良いサービス提供者」
ばかりにつく
という式がなりたちそうです。
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サービス業経営の難しさは
人間性がよくわからない人と
組まざるを得ない事態が
しばしば発生することだと思います。
人手不足の昨今、
とりあえず頭数を揃えようと
経営者は焦って採用してしまいがち。
しかし人間性が余りよろしくない
人を採用してしまう。
するとサービス品質も
以前より悪くなってしまう。
そんなことが各所で起こっていそう。
これはクレームの元ですよね。
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新しく採用した人に
サービスの内容や技術を教えても
その方のマインドが良くなければ
サービス品質は上がらないはず。
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同じ体験をして、
同じ景色を見て、
同じ感情を持てない
そんな人と一緒にサービスを提供しなくては
ならないサービス業はやっぱり難しい!!!
難しすぎると思います!!!
P.S.
一緒にサービス業を立ち上げたものの
袂を分かつことが多いのも
うなづける気がします。
経営って
「お金」についても悩みますが
「人」についてもいつも悩むものと
思います。

