事業承継、氷山の一角のお話
■
事業承継について
誰にも言えず苦しんでいる
そんな
経営者、後継者、ご家族が
日本全国にたくさん
いらっしゃいます。
■
誰にも言えないので
一人で抱え込むしかない
↓
一人で抱え込むしかないから
考えることはいつも同じ
↓
考えることはいつも同じ
だから発展性はない
↓
発展性がないから
余計につらくなる
↓
余計につらくなるから
考えることをしなくなる
↓
考えることを避けていると
意識する時間が減る
↓
意識する時間が減るから
自分の心の奥底に秘め、
外に漏らすことはなくなる
↓
しかし…
心の奥底では、悶々、悶々…
(これの繰り返し)
これが多くの
「同族における事業承継問題」
ではないかと思うのです。
■
同族経営って
言い換えれば家族経営のこと。
家族や親族が力を合わせて
経営を行っていく。
なので
「同族経営=家族経営」
と考えても良いのかな~
なんて思います。
■
日本の法人の96%を占める
家族経営。
個人事業を加えると
その割合はもっともっと上がる
のでしょう。
■
家族経営の事業承継について
「家族の恥部」に触れなければ
円滑な事業承継サポートは
出来ないはずです。
しかし、通常他人に
「家族の恥部」に触れられることは
経営者や後継者、そのご家族は
嫌がります。
だって
「家族の恥部」なのですから。
よっぽどの信頼・信用がなければ
他人には「家族の恥部」に
触れて欲しくないはず。
■
さて、さて…
そんな「家族の恥部」に触れ、
事業承継のサポートが出来る人は
・「家族の恥部」で苦しんできた人
・「家族の恥部」に苦しんできた
当事者の話を、
粘り強く【本当の】意味で聴ける人
・他人の「家族の恥部」を我がことの
ように感じ取れる人
・感情移入を最小限に抑えられ
現実とのバランスが取れる人
等になるのかと考えます。
※ちなみに…
僕は修行中の身。上記の条件を
満たせておりません
■
話を戻して…
「家族・親族間の問題があり
事業承継で困っているんだ~
助けてくれ~~~」
と叫べない人が
世の中の大半のはず。
そのため
今日も廃業に追い込まれている
先が日本全国にたくさんある!
■
氷山の下の
水面下でもがき苦しんでいる
経営者、後継者、そのご家族に対し
僕たち支援者が
どこまで手を差し伸べられるか
が試されている時期なのかも
知れません。
P.S.
難しい上
時間的猶予が乏しい
家族経営の事業承継問題。
経営者の高齢化は
どんどん進んでいます。
放って置くと
地域経済はますます疲弊し、
少子高齢化、人口減は進むはず。
地方から先に
早く対処しないと明るい未来が
より一層描きづらくなる。
正直負のループに入ってしまった
感がありますね。
反転出来ないものか…