人は変わるので、過去に読んだ本の味わいも変わる


20年以上前のこと、

30歳代半ばを過ぎた僕は
ある方のお宅に招かれました。

僕を招いてくださった方は、
当時60歳を少し超えたくらい。

大変な読書家で
普段はおおらかな方です。

しかし

主張するべき場面では
はっきりと主張され、

議論のフェーズでは
口角泡を飛ばす感じです。

何度もそのギャップに驚かされた
ことを今でも鮮明に覚えています。


その方のご自宅には大きな本棚が

1階のリビングにも
2階の書斎にもありました。

さらに

トイレにも棚がしつらえてあり
そこにも本が…

また

廊下にもちらほら本が積まれていました。


あまりの本の多さに驚いた
僕を見ながら

その方は

「これでもかなりの本を処分したのだけどね」
と笑っていました。

その横で奥様は呆れた顔を
されていました(笑)


僕は

「どうやって本を選ばれているのですか?」

とか

「毎月どれくらい本を買われるのですか?」

といったレベルの低い質問をしてしまいました。

それでもその方は
丁寧に答えてくださいました。


その後、僕は

「昔読んだ本を最近読み返したのですが
書かれている内容が
今の自分にとても刺さりました。
〇〇さん(←その方)も同じような
経験はありますか?」

と聞いてみました。

すると

目がかっと開いて

「それはよくあります。
今の澁川さんは、昔の澁川さんと違う。

(澁川さんのお話によると…)

失礼ながら多くの失敗と
ほんの少しの成功を
経験してこられたので

同じ本でも感じ方が全く違う
のだと思います」

とおっしゃり

続けて

「だから…死ぬまで
チャレンジし続け、
本も読み続けないといけない」

と真顔でおっしゃりました。


そーなんですよね。

時間が経つと
世の中は変わり

自分の経験も増え
考え方、感じ方が変わってきます。

ものごとの捉え方が
ずっと同じであることの方が
おかしいはず。

人は変わっていくものだと
思います。

が、僕は

昔の認識を引きづったまま
であることも多いです(涙)

変わらなきゃ!
チェンジしなきゃ!


(話変わって…)

「嫌われる勇気」という本を
ひょんなきっかけで【再読】しました。

以下、少し長いですが、
AIによる概要です。

↓  ↓  ↓

『嫌われる勇気』は、
心理学者アドラーの教えを
青年と哲人の対話形式で
解き明かす自己啓発書です。

「すべての悩みは対人関係に起因する」
とし、他者の評価を気にせず
「嫌われる勇気」を持つことで、
真の自由と幸福を手に入れる方法を説いています。

物語は、世界に絶望し「人は変われるのか」
「なぜ自分は幸せになれないのか」と悩む青年が、
アドラー心理学を極めた哲人のもとを
訪ねることから始まります。

<本の構成と主な教え>

全五夜の対話を通して、
以下のような画期的な考え方が提示されます。

〇トラウマの否定(原因論から目的論へ)
過去の経験(トラウマ)が今の自分を決定するのではなく、
「今の自分がどうありたいか(目的)」によって
感情や行動を選んでいると考えます。

〇課題の分離
「これは誰の課題か?」を見極め、
他者の課題には介入せず、
自分の課題にも他者を介入させないという考え方です。
これにより人間関係のストレスが激減します。

〇承認欲求の否定
他者から良く思われたいという承認欲求を
捨てることこそが、
自分らしく自由に生きるための第一歩
だと提唱しています。

〇共同体感覚
他者を「敵」ではなく「仲間」とみなし、
自分が社会に貢献できているという
感覚を持つことが、
幸福の本質であると結論づけています。

↑  ↑  ↑


「嫌われる勇気」という本は
2013年に発売されています。

2013年と言えば、
父がなくなり、
僕が癌の手術をした年です。

色々と思うことがあり
心情的には少々荒れていた頃かな~。

当時この本を時間をかけてじっくりとは
読まなかったのだと思います。

「よくわからないな~」という読後感を
抱いたように思います。


しかし、今回時間をかけて読みなおし
唸りまくりました。

僕に不足していることが
明確に示されていたからです。

特に「課題の分離」というのが
僕の苦手なところ。

つい相談などされると
感情移入しちゃうのです。

それが負担になっていた方も
多かったかな~

過去を振り返りそう思います。


反省するということは

自分に刃を突き付けるのと
同じくらい痛みを伴うもの

だとは思いますが、

反省しないと同じ間違いを
繰り返してしまうはず。

※特にすっとこどっこいの僕は…


自分を振り返り反省するために
本を読むのは有効だと
改めて思いました。

P.S.

メリットはデメリットだし
強みは弱みだと思います。

ある側面から見れば
「優柔不断」だとしても
違う側面から見れば
「優しい」となります。

僕の感情移入しすぎも
良い面と悪い面があるはず。

自分の特徴を知り
上手く付き合わなければ…

\ 最新情報をチェック /