今年も桜が見れて良かった!としみじみ…
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「何かを考えて、煮詰まる」
そんなことが僕は
頻度高くあります。
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そんな時、僕は頭の中で
「良い案が浮かんでこない」
「どうするべきかがわからない」
「思考が山手線に乗り入れ
ぐるぐる同じところを回る」
「逡巡、逡巡、逡巡!!!」
「あぅ~」
などと
つぶやいています。
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また
上記のつぶやきが終わると
僕は根っからのぐうたらで
学生時代より嫌なことは
先送りばかりしてきたので
初老になった今でも
「あ~、やりたくない!」
とすぐに現実逃避します。
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われながら
ダメダメ人間だと思います。
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そんな時は
1時間ほどの散歩に出て、
公園のベンチに座って
ボケ~とするか、
カフェに入って人を観察します。
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さて、さて、
先日、兄の命日を迎えました。
全身癌により
57歳で亡くなった兄は
時々思い立ったように
異常な距離を歩いていました。
しゃべらない兄なので
考えていたことは
ほとんどわかりません。
ですが、
彼は難解な本ばかり読んでいたので
「煮詰まる」ことも多く
それゆえ
異常な距離を散歩していたのかな~
などと想像します。
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歩きながら
本などからインプットした
情報たちを整理・統合し
自分の中に落とし込んでいた
のかも知れません。
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昨年の秋に、僕は、
兄が亡くなった年齢になりましたが
元気で過ごしています。
とてもとてもとても
ありがたいことだと思います。
自らの意思で歩くことが出来
自らの手を使って作業が
出来ます。
美味しいものを食べ
旨いお酒を飲ませて頂いてます。
アホなのはどうしようもないですが
なんとか頭も回転しているようです。
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今年も散歩しながら
桜を見ることが出来ました。
突然亡くなった父も
兄が亡くなる1年前、
これまた
全身癌で亡くなった母も
そして兄も
今年の桜を見ることは出来ない
のですけど
ひょっとしたら僕の目を通して
見ていてくれているのかも知れません。
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(散歩に話を戻します)
散歩の途中
歩きのリズムが
心地よくなってくると
乱れた精神が整い、
気持ちが落ち着き
考えがまとまる感覚に
なることがあります。
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頻度高く
事業承継準備に踏みこめない
年配の経営者さんに
お会いすることがありますが、
お一人で散歩して頂き
・命は永遠でないこと
・ご自身が受け継いできたこと
・次に世代に受け継がせること
などに想いを馳せられないかな~
などと思うこともあります。
P.S.
毎日忙しいでしょうけど…
一人の時間を強制的に
取るようにしないと
往々にしてマズい方向に
行ってしまうのかな~
などとも思います。
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気ぜわしさを増長する
スマホなどIT機器を
手放せる状態にならんかな~
などとも思います。
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良い質問を自らに投げかける技術
ってあるらしいです。
横文字では
「セルフコーチング」
とも言うらしい。
もっと学ばなければ…