会社が抱える呪縛を解く好機
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「新しいことを始めると
結局自分が損をするからしない。
嵐(問題)が通り過ぎるのを
姿勢を低くして待つのが
この会社での賢い生き方」
とか
「社内の多くの人は
○○さんとは気が合わないから
挨拶以外の話はしない。
だからさー、
○○さんのところで
仕事が滞留してしまうけど…
まっ、しょうがないよね
あきらめている」
等など
会社によって
何だか呪縛めいたものが
存在しているように
思う今日この頃。
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上記以外にも
「いつもトップは決断しない。
だから下は悩むんだよね」
とか
「トップの言うことがコロコロ変わる。
不信感でしかない」
とか
「誰が責任者がわからない。
このやり方で失敗したら
誰が責任を取るのか」
など
上司やトップに対して
長年「不平・不満」を抱いている
従業員さんにも遭遇します。
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一方で
上司も悩んでいるのです。
上司は
「自分の言っていることは
従業員に伝わっているのだろうか?」
とか
「こちらから話しかけても
"はい。わかりました"
"そうですね"
等といった当たり障りのない
反応しか返ってこず、
従業員の本音がわからない」
とか
「何をどう伝えても
行動が変わらない従業員がいる。
どうしたものか…」
と悩んでいらっしゃいます。
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大企業や中堅企業なら
転勤や配置転換があるので
割と頻繁に人が入れ替わります。
しかし
中小企業・小規模零細は
人の入れ替えがほぼありません。
そのため
人と人との関係性も固定
されがちです。
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人間関係も仕事のやり方も
固定化されてしまうと
その状態に皆が慣れてしまい
次第に
「その組織特有の呪縛」と
なってしまいやすい。
そんな気がします。
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そんな呪縛を解くために
理想的なのは
「お互いに良好なコミュニケーションを
取り続ける」
ことだと思います。
しかし
それが出来なかったので
現在の状態になったのだと思います。
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そこで僕は思うのです。
現経営者が一線を退き
後継者が指揮を執り始める
事業承継が
【組織の呪縛から解き放たれる
千載一遇のチャンス】
だと…
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しかし
後継者が呪縛を解くには
かなりの負荷がかかるもの。
呪縛を解くって
言うほど簡単じゃありません!
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とは言え
後継者にはこれまで長年
呪縛で苦しんできた記憶が
頭の中にあるはずです。
そのネガティブな記憶は
おそらく一生消えることは
ありません。
この後継者にとっての
「ネガティブな記憶」を燃料に
組織の呪縛を解いてもらいたい。
そのお手伝いをしたい!!!
と僕はずっと思ってきました。
今後もこの姿勢を
貫こうと思っています!!!!!
P.S.
僕も自分の経験を通じての
「ネガティブな記憶」
を持っています。
それが今の僕の
モチベーションなのかな〜