営業をしなくとも仕事が来る人たちに学ぶ


先日、

年に一度、もしくは、数年に一度
くらいの頻度でしかお会いしない

旧知の中小企業診断士2人と飲みました。


僕は、中小企業診断士として、
仕事を始めて19年目ですが、

お二人は僕より独立が早く
中小企業診断士としては先輩です。


3人で飲んでいると

「営業について」の話となりました。

お二人は20年超の診断士キャリアの中で
営業をしたことはほとんどないとのこと。

僕は、お二人のことを以前より知っているので
「そりゃー、お二人は営業をしないだろうな~」
と改めて思った次第です。


というのも

お一人は「仕事の内容が尖っている」
ので、いわゆる競合がほぼいないのです。

もうお一人はお人柄が良すぎ。
彼はお人柄が良いので紹介が発生する
のでしょう。

飲んでいる最中も、
クライアント企業の従業員さんから
相談ごとの電話が入っていました。

(経営者さんのみならず従業員さんの
相談にも乗っているようです)


そんなお二人に対し、僕は、

「そうは言っても最初は営業したんでしょう?

仕事しはじめた時、
営業しないと自分のことを知って
頂けないと思うのですが…」

と聞いてみました。

するとお二人は

「確かに独立当初はムチャクチャ営業したな~」
とおっしゃっていました。


僕がお二人と飲んで学んだこと。

(1)
最初は自分(自社)を知って
頂くために営業を頑張る

(2)
ある程度軌道に乗ったら
目の前の案件に真剣に向き合う

(3)
次第に営業をしなくても
紹介が発生する

のだと思いました。


とは言え、
(繰り返しになりますが)

やはりお二人は
・得意分野が明確
・人柄がよい
・競合がやりがたがらないことも
嬉々として受ける

などの特徴があると思いました。


どんな仕事も
「そういうことなんだろうな~」
と思います。

製造業だろうが、サービス業だろうが、
商業だろうが、飲食業だろうが、

特徴が明確で
人間としての魅力があり

人がやらないことを嬉々としてやり

将来を見据えた上で
目の前のことに集中する


当たり前のことを
コツコツコツコツちゃんとやる

しかないのだろうな~

P.S.

飛び道具的な販促を頑張るのも悪くはないけど

長期で考えると

市場(お客様)を注視しながら
常に自分に調整・修正を加える

自分の実力を涵養する

と同時にコツコツコツコツ
目の前の仕事をしていくと

仕事が絶えなくなるのだろうと思います。

言うは易し行うは難し

彼らはガツガツしていないので
営業が必要ないのかも知れない…

そう考えると僕は
スタートラインにさえ立っていない…

あの人たち、改めて、すげー!

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