常に水は入れ替える。コツは少しずつ
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本日の
【常に水は入れ替える。コツは少しずつ】
というタイトルは
2月8日、
NHKの「中国のハゲタカたち」
という番組にて
中国人のハゲタカさんが
口にした言葉です。
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妙に印象に残っており
ノートに書き残していました。
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バケツにずっと同じ水が
入っているとしたら…
そのうち澱み、腐る。
そして悪臭を放つようになる。
なのでそこには
新鮮な水を流し込めば良い。
しかし大量に流し込むと
環境が一気に変わり
それまでの秩序は
保てなくなる。
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逆に
少しずつ水を変えると
一気に環境が変わることもなく、
周囲に摩擦は起こらない。
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(話変わって…)
僕が初めて就職した総合スーパー
その頃は、全国に120店舗くらい
あったように記憶しています。
入社して数年が経ち、
僕が売場のリーダーになった頃、
東京の本部からいらした
スーパーバイザーが
「店長が変わると
すぐに店の人事をいじりたがる。
これは前店長の否定に繋がる。
また従業員から反発も食らうこともある。
が、そのことにより
組織に新しい風が起こることもある。
男ってそういうことをしがち」
とおっしゃいました。
その言葉が今でも忘れられません。
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同族の事業承継にて
親の否定をしてきた子息は
親が引退するや否や
親とは違う方針を
打ち立て、
システムを入れ替え
経験・勘・度胸を排除しようと
してしまいがち。
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若いので、
また怒気を含んでいるので
大量の水を流し込むのに躊躇なし。
その結果、
抵抗にあってしまうのは
必然と言えるでしょう。
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そのこと自体が
悪いことだとは思いません。
「ショック療法」
という言葉があるように
ショックを与えて変えていく
という方法もあるのでしょう。
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しかしなかなかにハードな
ことになるとは思います。
中小零細は人事異動(転勤)
がほとんどないので、
人員配置は固定です。
そこで
一旦壊れた人間関係を
元に戻すのは
大変な苦労を伴うはず。
家族・親族の修羅場となる
こともあるでしょう。
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僕が後継者であるなら…
今だったら
基本的に争いを避けたいので
1~2年は「様子見」する
のでしょうね。
そしてじんわり改革を進めるかな~
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ホント…
【常に水は入れ替える。コツは少しずつ】
は名言と思います
刻んでおきたい!!!