悪いところをチョッキンナー!出来るのは自分だけ
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(前回の健康診断話題の続きです)
もう何年もお世話になっている
病院で健康診断を受けました。
今年の健康診断では、
「腸にポリープの疑い」
があることが判明。
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疑いが出た後
お医者さんは
「これまで腸にポリープが
出来たことはありますか?」
と尋ねられました。
その言葉を受け
僕は
「以前こちらの病院でポリープを
取って頂きました」
と答えると
お医者さんは、目の前のパソコンの
キーボードを小気味よく叩かれ、
僕が2013年に
大腸ポリープを切除したことを確認
そして
「前回ポリープを取って
10年以上経過しているので
大腸の内視鏡検査をした方が良いですね。
いつにします?」
とおっしゃいました。
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後日、
大腸内視鏡を使って
大小2つのポリープを
チョッキンナ(=切除)
して頂きました。
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悪いところがあった場合
それがどのようなものであっても
ハサミを使って
チョッキンナー!と
一瞬で切り離せれば
とても楽だと思います。
チョッキンナーすると安心できます。
精神的負担は一気に軽くなります。
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さて、さて…
大腸のポリープだと
(大型・癌化してない場合)
病院でチョッキンナーして頂ければ
良いのですが、
企業(事業)の悪いところは
他者にチョッキンナーしてもらう
ことはなかなか出来ません。
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当事者である経営者や従業員が
自ら勇気を奮い立たせ、
継続・努力して
悪いところを除去するしかない
(改善するしかない)
のだと思います。
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そのような意味で
時に耳にする
「医者とコンサルは同じ」
という言説ですが、
僕は
「医者とコンサルは違う」
と思っています。
似ているところはあるかも知れないけど…
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繰り返しになりますがなりますが
圧倒的に違うのは
多くの場合、
コンサルがハサミを持って
悪い部分をチョッキンナー!
することは出来ないってこと。
チョッキンナーのやり方や
チョキンナーする部位などを
提案することはしますが
あくまで経営者以下、従業員の方々が
自らの意思でチョッキンナーしなければならない
と思うのです。
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そういう意味での
難しさがコンサルはあるのかな〜
と思っています。
P.S.
(1)
請負とコンサルは違うのだと
僕は思っています。
コンサルはあくまで最初以外は
手を出さないものと考えています。
(2)
自らチョッキンナーするのは
業歴が長ければ長いほど
難しくなるようです。
ホメオスタシス(恒常性維持機能)が
邪魔をするのだと思います。
(3)
僕の腸のポリープは
4mmと7mmだったらしいです。
精密検査の結果によると
放っておいたら、癌化するポリープ
だったいうことがわかりました。
先生からは
「前回、腸の内視鏡をしたのは11年前。
こんなに間を空けない方が良いと思いますよ。
来年も内視鏡を受けてくださいね」
と言われました。
僕の家は癌家系なので来年も受けようと思います。
(4)
企業の場合も似たようなものかも…
企業の財務や社内の様子を
然るべき第三者に定期的に見てもらう
(健康診断してもらう)ことって
重要なのだと思います。
「好事魔多し」ですし…
調子のよい時ほど慎重に…