無批判な後継者、批判的な後継者


親や、教師を通じ、

はたまた

世の中から聞こてくる通説を
信じ込まされた上で

「むやみに批判してはいけない」

「素直に大人の言うことを聞かなければいけない」

などと言われ育てられた子供は
批判しなくなるものでしょうか?


暴君の親や
面倒を避けたい教師から

長い間、上記のような言葉を
浴びせられ続けると

批判的な目を育むことが出来ず
言われたことを素直に聞く

そんな大人が出来上がっちゃう
のでしょうか?


僕は幼少期から

「大人の言うことは絶対!」

「頭の良い学校に進学した人の言うことは間違いない!」

「聖職の方々は全て尊敬に値する」

「マスコミなどは正しいことしか報道しない!」

などと何となく思わされ育ってきた節があります。


でもな〜

「きっと世の中はそうじゃない」
とこの歳になって思えるようになりました。


疑ってばかりの人生も嫌ですが、
人に利用され騙される人生も嫌です。

バランスを取らなくては
ならないと思います。

そのために勉強を重ねなきゃ
と思います。


勉強するとはいえ…

変な教材を売りつける業者も
沢山いるので、気を付けなきゃ
いけないとは思いますが…


後継者には色々な人が近づいて
くるようです。

苦労を重ねた先達が
今頑張っている若者に
アドバイスをくださる場合も
あるでしょう。

しかし、逆に、

自分の利得しか考えてない業者が
なんだかんだとうまいこと言って
近づいてくる場合もあるでしょう。


自分の利得しか考えていない
人の口上はうまいようです。

心理学をよく勉強されているのでしょうか。

そういう人は
うまいこと言って近づき
最終的には
自分を上、相手を下とする
関係を築くようです。

僕にも経験があります。

うまいことを言ってきて
高級料理店に連れていかれ
持ち上げられて…

あやうくひっかかりそうに
なりました!

(コワい、コワい…)


(話少し変わって…)

子供の頃、
僕が父に言われた言葉

「ニコニコして近づき
右手で握手を求めてくる人がいる。
しかし後ろに回した左手には
ハンマーを持っており、
隙あれば殴ってくる」

と…


元々僕は人のことを信じやすい
人間かな〜と思っています。

が、それを正してくれたのが
上記の父の言葉です。

それにしても
父のように

海千山千の業界(?)で
経営者をやってきた人の
言うことって極端…

とも若干思っていますが。


さて、さて…

後継者(候補)におかれましては

すぐに親の会社に入社するのではなく
どこか外の会社に一旦は入社する

のが良いと思います。

それがないと
「批判的な目」は養えない
と思うからです。


外で痛い目に会わないと
分からないことって
あるのだと思います。

「獲物を狙う目をしている人って
世の中には意外に多い」

ってことがわかるかも知れません。

P.S.

僕は古い人間なので
武田鉄矢さん(海援隊)の
歌の歌詞を思い出します。

『信じられぬと嘆くよりも
人を信じて傷つく方が良い♪』

う〜ん。

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