相手のことはわからない…執着という厄介なヤツ


「目の前の相手が何を考えているのか…
そんなこと僕にわかるはずはない」

と思う今日この頃です。


これまでの僕は

「相手はどうして
そう考えるのだろう」
と一人で悶々と考えることが
多かったように思いますが、

しかしよくよく考えてみると

自分とは違う経験をしてきて
自分とは違う解釈をして生きている

だから(当然に)
相手のことはわからない

と思っておいた方が
気が楽だということが
年齢を重ねてわかってきました。


上記を認識したうえで

「多分、相手はこう考えている」
と【軽く】想像し、
自分の態度を改めることは
良いとは思いますが

相手が考えていることを一人で
過度に(悶々と)想像し始めると
次第に

「自分の方が正しいのに…なぜ?」
と考えるようになり
ドツボにはまり

下手すれば病んでしまう

そんな可能性が
高くなるように思います。


離職原因で多いのが
人間関係と聞いたことがあります。

ホント人間関係って難しいですね。

人間関係でお悩みの方は
考えすぎてドツボにはまってしまった
のかも知れませんね。


さて、さて…

「相手のことはわからない」
「多くの想像は外れるもの」
という前提を持っていると

自分の考えに執着せずに済みます。


逆に相手に対し

「○○して欲しい」

とか

「(相手が)○○になったら
嬉しい」

などと思いすぎると
自分の考えに固執する
(執着する)
ようになると思うのです。


一旦

そうなってしまうと相手も自分も
苦しめることになるかも…


事業承継の現場にて…

親子等での話し合いが
膠着状態になった時

「相手に期待せず
フラットに接する」こと。

これは同族の事業承継を
進めるにおいて
とてもとても重要な考え方
だと思うのです。


どうしても家族・親族に対しては
単なる他人とは違う感情を抱いてしまう

ものだと思います。

期待値が
異常に高すぎたり、低すぎたり…

それが同族の事業承継を
難しくしている要因の一つだと思います。

P.S.

(1)
同族経営なので

相手のことをつい意識してしまう
でしょうし、

相手が自分の視界に入る機会も
多いはず。

言うは易く行うは難し
だとは思いますが…

上記の考え方を
頭の片隅に置いておくと
良いかも知れません。

(2)
相手のことがわからないからこそ
【質問】が重要になってくる
ものと思います。

これまで何度も人間関係で失敗してきた
アホで未熟な僕は、質問力と言語化能力が
身に付けたいと思わずにいられません。

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