社長の頭の中って、カオス!?
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人って気になることが
いつも頭の中にある
ものだと思います。
そして一つの気になることから
数珠繋ぎに気になることが
次々頭に浮かんでくる(湧いてくる)
ものだと思います。
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例えば…
「晩御飯のこと」を考えていたら
「栄養のこと」が気になり
それに関連して
「運動のこと」が気になり
そこから
この前ランニングしていた時に発見した
「新しい料理店」のことが気になり
その料理店の「料理の値段」が気になり
「値付けの難しさ」について
考えてしまう。
と思ったら、
その料理店に行くまでにあった
「本屋さんが閉店したこと」
を思い出し
「書籍が売れなくなったこと」
が気になり
「人々の可処分時間がスマホに
取られている現状」
が気になって
そこから
「人々の注目を得るための販促策」
について考えるようになる
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さて、さて…
人のお話を聞いていると
「なぜ今この話をされるのか」
とか
「僕の質問(題意)に答えてないな~」
とか
「うまくはぐらかされた」
と思うことは頻繁にあります。
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上記のような対応を
意識的にされるのは
なかなかの策士かも知れませんが
多くの場合は
僕やご自身が口にした言葉から
連想ゲームのように
気になることが次々に頭に浮かび
それを無邪気に発言されている
だけなのではないかと思っています。
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僕も人と話していて
突拍子のないことを
突如口にしている自覚は
あります(汗)
僕の頭の中では
連想している事象が繋がっている
ので全く違和感はないのですが
僕の話をお聞きになっている方は
違和感でしかないのでしょう。
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経営者さんは
全方位に目を向ける必要がある
と思います。
それゆえに
「経営者さんの言うことについていけない」
と感じている従業員さんが
いらっしゃることは納得がいきます。
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例えば
従業員さんが
「社長、新商品の件ですが、
Aさんに紹介しに行こうと
思うのですが、どうでしょうか?」
と聞いたとします。
すると社長の頭の中では
「Aさんか…
先月一緒にゴルフにいったけど
元気がなかったな~」
↓
「そういえばAさんは
腰が痛いと言っていたが
良い整体院を知っているので
紹介してあげよう」
↓
「あっ、そうそう
うちの社内にも
腰が痛いと言っている社員が
何人かいるよな」
↓
「福利厚生の一環として
何かしてあげられることは
あるかな~」
↓
「社会保険労務士の先生に
相談してみよう」
と考えたとします。
すると社長は、
相談をしてきた従業員さんに
いきなり
「ところで社会保険労務士の
○○先生に連絡を取って」
と口にするかも知れません。
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ちゃんと
「自分の思考過程を説明すること」
ってとてもとても重要だと思います。
そのためには
頭の中だけで考えていることを
紙に書き出す作業
が必要になってくる
のかも知れません。
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「感じていること」のほか
「前提」「問題」「課題」「解決策」
などをちゃんと表さないと
相手に伝わらないのだろうと
自戒を込めて思う今日この頃です。
P.S.
僕は、頭が弱いうえ、口が達者でないです。
そのため紙と鉛筆を持ち歩かないと
人とコミュニケーションがうまく図れない
のかも知れない…涙