簡単に自信をつける方法
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事業承継サポートをしていて
・威張る経営者(親)
・自信がない後継者(子息)
に頻度高くお会いします。
僕も、実父が経営していた
企業群に関わっている時
そんな感じだったと思います。
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推測ではありますが…
時代背景が違うので
そのようになってしまうのだと
考えています。
というのも…
経済成長率が高い時代に
経営に携わっていた人と、
生まれた時から景気が芳しくなく
「バブルって何?」という感覚の人、
が同じように『自信』を持てる
はずないと思います。
経営者の性格と後継者の性格を
足して2で割ることが
出来ないものですかね?
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さて、さて…
先日、あることがきっかけで
真山仁さんの「ハゲタカ」という
ビジネス小説を読みました。
この小説を初めて読んだのは
20年近く前だと思います。
当時は
理解できない部分(単語)が
多かったですけど、
大筋は理解できたので
ストーリーに引き込まれた
記憶があります。
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今は中小企業診断士として
独立し、18年が経過。
企業の事や金融の事が
以前に比べると
理解できるようになりました。
今回、「ハゲタカ」を読み返して
初めて読んだ時とは違った
感覚を抱きました。
というのも内容を必死に追うのではなく
登場人物の心情に思いを
馳せることが出来たからです。
・金融機関を辞めた人間の心情
・資金繰りに窮した社長の心情
・父を会社から排除した後継者(子息)の心情
・不正を行い自分の懐に金を入れた従業員の心情
・親族を信じる人の心情
・組織を利用しのし上がろうとする人の心情
・(当人の)正義のため、ハゲタカとして生きる人間の心情
などなどです。
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普段、僕は、
「まだまだダメだ!」
「知識が少ない」
「経験が少ない」
「人というものがわかっていない」
と思っています。
なので自信を持って
ことに当たることが出来ません。
しかし今回
「ハゲタカ」への理解度が深まっていたので、
僕も成長したな~と思うことが出来ました。
少し自信もつきました!
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どんな人でも一歩一歩
前に進んでいるものと思います。
時々、過去を振り返り
自分が歩んできた道の長さを
確認する。
そして自分をほめると
す~っと
肩の力が抜けると思いますよ。
P.S.
昔読んだ本を読み返して見て、
昔とは違った感覚になったら
成長したのだと思います。
(場合によっては、後退もありうるかも
知れませんが…)