経営者同士の会話はスムーズ!?
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経営者さんから
そこそこ頻度高く聞くフレーズは
「わからないんだよね~。
どうして従業員は
俺(私)の言うことが
理解できないのかが…」
です。
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また親しい経営者さんと
飲みに行って、酔っ払い、
舌が回るようになると
経営者さんから
「ここだけにして下さいね。
ホンネを話すと…
従業員がバカじゃないかと
思う時もあるほどです」
との声も…
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理解してもらえないことで
悩んでいる経営者さんは
実はとても多いように思います。
(理解してもらえないで悩むこと、
僕は何となくわかる気がします)
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そんなことが重なり、
経営者さんは
経営者さん同士と
「一緒に居たがる(≒群れたがる)」
のだと思います。
同じ立場の人同士の方が
会話してても楽ですものね。
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経営者であった
亡くなった僕の父も
ライオンズクラブなど
「経営者の集まり」
を辞める気は
(いくら業績が悪くなっても)
さらさらなかったよう。
※
やはり人には承認欲求という
厄介なものがあり、
(表面的だとしても)
わかってくれる人と
群れたがるものだと思います
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ところで、なぜ、
経営者さんは
「自分の言うことが理解して
もらえない」
と思うのか?
僕は、
経営者さんと従業員さんとでは
「情報量の違い」
「見ている方向の違い」
以上より
「予測した未来の違い」
があるのではないかと
推測しています。
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(1)情報量の違い
元々情報共有の概念が薄い
中小零細企業は、
昨今ますます情報共有をおざなりに
するようになったかに見えます。
(「飲みニュケーション」
等が忌避されているからでしょうか?)
その結果、
部下には情報が降りず
部下は
「また勝手に上層が
何かを考えている。
めんどくせー」
と思うようになり、
組織内に疑心暗鬼が
はびこってしまうのではないか…
そのような状態の時、
経営者がいくら号令をかけても
「何を言っているの?」
と部下は思うと思うのです。
(2)見ている方向の違い
従業員さんは日々の仕事(作業)に
目が向きがちです。
するとどうしても組織内の
人間関係等が気になってしまい
モヤモヤしてしまいます。
対して経営者さんは
仕事について考えるに当たり
外の世界に目を向けます。
すると
外の世界に自社を適応
させようと考えるようになります。
(3)予測した未来の違い
人は無意識にでも将来を予測し、
その対策を立てるもの
と思います。
自分の半径1メートル以内に
関心がある人と
そうでない人では
「予測した未来」が違って
当然だと思います。
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以上のギャップを埋める努力を
しなければ
経営者さんの
「どうして従業員は
自分の言うことが
理解できないか…」
というボヤキ(グチ)は
おさまらないように思います。
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コミュニケーションには
時間や手間がかかります。
すなわち負荷がかかるのです。
複数人で事業を行う場合、
これを所与のものとして
経営していかないと
うまく回らないと思っています。
P.S.
(1)
飲み会等での
経営者さん同士の話は
「抽象度が高い」
ように思います。
なので余計に経営者同士の会話は
お互いの納得度が高いのだろうと
理解しています。
どうとでも解釈が出来るからです。
(2)
よく喋る人。
多くなったような気がします。
それとも僕がおじさんになり
そのような人が
周囲に多くなったからかな~
会話を聞いていて
「話がかみ合っていない」
「質問に答えていない」
そんな場面に出くわすことが
増えたように感じています。
恐る恐る
わが身を振り返ると…
僕は、すっとこどっこいなので
「話がかみ合わない」
「相手の意図を無視して回答する」
ことが頻度高くあるかと
思っています。
老害にならぬよう
気を付けないといけない
と思っていますが…
人の気持ちがわからない
すっとこどっこいの僕は
KY(空気読めない)発言を
している可能性が高いかも…
僕の場合、
思ったことをそのまま口にしない
訓練が必要かも…
<僕の知り合いの方へお願い!>
僕が変なことをしゃべり始めたら
躊躇なく指摘頂ければと思います。
お願いします!!!