絞る⇒ハマる⇒時代に合わなくなる
■
ある社長との会話です。
社長:
「この商品、
ホントは売れるんだけどな〜。
最近売れ行きが悪いんだよね」
僕:
「そうなんですね。
ちなみに…具体的には
どういう人が買って下さるのですか?」
社長:
「例えば〜
この先に住んでいる〇〇さん家の娘さんなんかが買ってくれる」
僕:
「最近その娘さんが買って下さったのはいつですか?」
社長:
「あ〜、その娘が小学3年生の頃だから…10年くらい前かな」
僕:
「ということはその方は今は成人になっているのですね」
社長:
「そうだね。じゃあ、もうその娘さんは買ってくれないね」
■
中小零細企業の経営者は、
よく「絞ってください」と言われていると思います。
競合店との差別化のために
「理想の顧客(ターゲット)」を絞って、
またその理想の顧客に合わせて「品ぞろえ」を絞っていく
それが定石とされてきました。
そしてそれで売上が上がっていた時代もありました。
■
しかし今は状況がかなり変わっている
と思います。
少子高齢化、人口減が本格的に進んで
リアル店舗のほかバーチャル店舗等
競合が増え続けている現在、
以前の「理想の顧客」「品揃え」では
マッチしないケースが多いのでは…
■
上記は他人事ではありません。
僕にも自覚があるのです。
自分の成功体験・自分の価値観に
拘泥されているのではないかと
思う瞬間が増えてきました。
■
しかしな〜、わかるんですよ。
なかなか自分の感覚を修正できないこと。
この年齢になったからわかるのかも知れません。
多くの方は、年齢を重ねれば重ねるほど
自分の感覚・価値観を修正するのが
困難になってくるのだと思います。
僕だけの感覚かも知れませんが、
「頭が固くなっている」
ことを強く強く自覚しています。
■
多分、今の状態が続くと
確実に本物の老害になってしまう。
そんな危機感があります。
(出来るだけ)公的なデータを見て
自分の認識を修正していかなければ…
P.S.
僕と同じ自覚がある経営者さんは
出来ればそろそろ
事業承継も考えるようにしてください。
準備にはそれなりの年月が必要ですから。

