都心の建設ラッシュ、この国はどこに向かおうとしているのか
■
地方に行くと
こぎれいになっているエリアを
時々見かけます。
中心市街地活性化法の関係でしょうか、
僕にはよくわかりませんが、
そのようなエリアは
小さな飲み屋さんや商店を
取り壊し大工事をしたようです。
大工事後は道路が拡幅され
歩道を整備、
街歩きができるように
なっています。
■
しかし
整然となった街中ですが、
人はほとんど歩いていないのが現実。
そこには地元資本ではない
全国チェーンの店舗が
出店することもあります。
(行政が一生懸命誘致したのでしょうか?)
■
でもな~
そうすればするほど
どこの街も同じように
なってしまいます。
某大手ショッピングセンターと
一緒じゃん、
と思ってしまうのは僕だけ?
■
地元の方に話を伺ってみると
「こぎれいになったエリアには
行かない。行く用事もないし…」
との意見も聞かれます。
■
防災の観点から
街を作り直す意義はあったのかも
知れませんが、
大金をつぎ込んでまで
大工事をする意味が
本当にあったのか
疑問に思うこともあります。
※
色々な力が働いたのかな~
(知らんけど…)
■
今、僕が住んでいる東京でも
各所で大開発が行われています。
渋谷、新宿、東京駅八重洲口、虎ノ門…
その他色々なエリアで
大開発が行われているようです。
■
(話変わって…)
小さな飲み屋街が沢山あった
駅前の再開発事業について
テレビで特番がありました。
その番組中、インタビューに答えた
地元のおじいちゃんは
「どんどん人と人との結びつきが
薄れていくね~
寂しい老人が増えていくばかりだよ。
こんな世の中で良いのかね~
これも時代の流れなのかね~」
と言っていました。
生きていく上で一番大事な
「人との人とのつながり」が
失われているようです。
■
振り返ってみると
東日本大震災後から
建設資材は高騰し続けているようです。
また建設に従事する方は
不足し続けているそうです。
その他、
日本の人口は2008年から
一貫して減少し続けています。
この状況で
再開発(ビル建設)を続けて
良いものか…
髙い賃料のオフィスビルは埋まるのか
マンションは買い手が付くのか
はなはだ疑問に思います。
(外国人が入居するのかな?)
■
(また、また、話変わって…)
国が
「都心の一極集中を是正するために
地方への分散を図る」
と言っていたように記憶しています。
その言葉はどこに行ったのか?
その他「地方創生」って言葉は…
■
団塊ジュニアが50歳辺りなのに
大丈夫かな?
■
しかし国としてのビジョンがない
ことが残念過ぎる…
どういう国にしたいのか
長期でのビジョンがなさすぎる。
国のビジョンがないことが
少子化に結び付いている
と感じているのは僕だけ?
P.S.
「未来を信じる」ことがなければ
行動を起こしづらいのかも知れない…
「未来を信じる」ことは
「明るい未来が待っている」ことを
実感できることが必須。
会社もそうだけど
ビジョンを示すのはリーダーの仕事
なのだと思います。
国の少子化対策って…