静かな退職、退職代行、隙間時間バイトに思うこと
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「静かな退職」とは
仕事への熱意ややりがいが薄れ、
必要最低限の業務のみをこなす
働き方です。
実際に退職するわけではありませんが、
仕事に対して積極性を見せず
在籍し続けます。
(「AIによる概要」より)
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う~ん、仕事に対して
熱いヤツがいなくなった!
だから
「静かな退職」という言葉が
生まれたのか???
しかし、この風潮は
最近ヒシヒシと感じています。
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というのも
僕がある若者に
熱を込めて話しをしていた時、
その若者が、
小声で
「こだわるな~」
と言いいました。
一瞬、ムカっとしましたが
「この若者に何を話をしても
無駄なんだろうな~」
とすぐに思い至りやめました。
そして僕の怒りも
治まりました。
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ふ~っ、
僕も熱さがなくなったのかも
知れません。
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さて、
「退職代行」が流行りのようです。
「退職代行」とはその名の通り
従業員本人に代わって
退職の意思を会社に伝えたり、
退職手続きをサポートするサービス
のことだそうです。
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昭和のおじさんの僕からすると
理解できないところも正直あります。
退職は自分で申し出るべきだと
思ってしまうのです。
殺人鬼のような
パワハラ上司であれば
ともかく
普通のまあまあまともな上司であれば
退職について自分の言葉で
伝えないといけない気がするのです。
一人の大人として…
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これは親子関係が友達のように
なってきたことに
起因するのだろうか…
それとも
若者が甘え過ぎてしまった
のでしょうか…
もしくは
よっぽどブラックな企業や上司が
増えているのでしょうか…
よくわかりません。
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また、また、話変わって…
隙間時間でのバイトをあっせんする
業者が増えてきているようです。
スマホ一つあれば
隙間時間でバイトが出来るらしい。
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このような昨今の風潮により
仕事というものの価値がどんどん
低下している気がします。
「仕事を通して学ぶ」
その尊さを
皆が意識しなくなったとしたら…
その国民はどうなるのでしょう?
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このままだと
人々の心の中に占める労働の価値が
どんどん下がってしまう気がします。
一旦下がった労働の価値を
その後上げることは
難しいかも知れません。
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このままで良いのでしょうか?
「働くこと」によって
本来、会社や、個人、社会に
蓄積される得難い経験や学び、
そこから派生する精神性などが
なくなってしまう
のではないでしょうか。
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蓄積がなければ改善はない。
改善なければ発展がない
発展がなければ住みよい社会には
ならないようが気がします。
P.S.
「至れり尽くせり」
って良いように聞こえますが
実は人間をだめにするのかも知れません。