50年ぶりに筆を持ち経営について考える
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先日、超久しぶりに
毛筆を手にしました。
その前に毛筆を手にしたのは
おそらく小学校3年生か、4年生の時
なので約50年ぶりになります。
昔過ぎて
笑うしかない
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当時、僕たち悪ガキは
「習字の時間」と
言っていたように記憶しています。
小学校の時間割に「習字の時間」が
組み込まれている日は、
家から学校に重い習字道具を
持って行き、
持って帰らなければなりません。
なので、小学校からの帰り道は
寄り道が出来ず
悔しかったのを覚えています。
(↑どれだけ寄り道が好きな
ガキだったんだ笑)
そんなこんなで
悪筆な僕はますます「習字」が
嫌いになりました。
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ところで
今は「習字」ではなく「書写」と
呼ぶそうです。
「書写」は国語の授業の一部
として行われているよう。
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先日に話を戻して…
先生が書いてくださった見本を
じっくり見て思ったことがあります。
・漢字の書き順ってよく考えられている
・バランスが良い字は綺麗に見える
ということです。
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先生の見本を見ながら
書き順通りに毛筆を走らせると
悪筆な僕の字なのに
「はね」「はらい」「とめ」が
うまく書けたように感じました。
それだけでちょっと感動!
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僕は「経営の営」
『営』(いとなむ)という漢字を
書いたのですが、
上の部分が大きく、
下の「口」が小さくなる傾向が
ありました。
すると先生は
「上が大きくなったら
真ん中を小さく書くように意識し、
下の「口」は上の「口」よりも
大きく書く意識で筆を持っていくと
バランスよく書けますよ」
とおっしゃいました。
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先生のおっしゃることを意識し
書いてみると
バランスが取れた「営」になった
ように思いました。
バランスが取れた字が書けたと
思った瞬間、
軽く鳥肌が立ちました。
そして
「経営も同じだな〜」
と思いました。
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「はね」「はらい」「とめ」
などを意識することって
言葉を変えれば
「余韻」や「言い切り」「打ち止め」
などと意識し経営にあたる。
そして途中バランスを崩したら
適宜修正を加えていく
(当初の思惑通りいかなくても
修正を加えながら
最終的にバランスをとっていく)
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入口に意識を向けるものの
出口にも手を抜かない。
全て計画通りにいかないを前提にし
最終的に満足感を得られれば良し!
の精神で行く!!!
P.S.
K君、ステキな機会をありがとね
やはり…
異業種格闘技をしないと
世界が広がらないことを教わりました!
やってみなきゃ
わからんことってあるよね!