一昔前とは違う。産業構造
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先日、ある経営者と
話をしました。
話の途中、疑問に思うことが
あったので、
「メーカーはどう考えているのですか?」
とお聞きしたところ
「国内にはほとんど
残っていません。
この辺りにも沢山のメーカーが
あったのですが、
今はマンションに変わりました」
とおっしゃい
続けて
「昔のメーカーさんは
随分儲けたと聞いています。
そして良いタイミングで
工場を閉鎖し、
跡地にマンションを建て、
今では家賃収入があります。
私もあの頃、
会社を辞めていれば…」
とおっしゃいました。
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僕は何とも言えない気持ちに
なると同時に
「Time is Money」
ならぬ
「Timing is Money」
という言葉を思い出しました。
と同時に
未来は読めない。
従ってタイミングがわからないんだよな~
とも…
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(話変わって…)
昔は
国内で【M→W→R→C】
という流れでモノが流れていました。
Mはメーカー(製造)
Wはホールセール(卸)
Rはリテール(小売り)
Cはコンシューマー(消費者)
です。
この流れでモノは流れ、
それぞれの段階で
付加価値が付けられていた
のです。
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しかし、今は違います。
メーカーが直接消費者に売ったり、
卸がメーカーや小売りを所有したり
個人が海外から輸入したり…
また、消費者同士が
ネットを介してモノを売買
するのが現在です。
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業種という分け方が
適切かどうか、
わかりませんね。
現代は
「何でもあり、やったもの勝ち」
な感じです。
アンテナを高く張り巡らせ、
少し遠くの情報まで
補足していないと
経営がやりづらい時代。
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気を引き締めなければ
足元をすくわれてしまいます。
面白い時代と言えば
面白い時代ですけどね!
怖いと言えば怖い。