今のうちに競争下に飛び込まないと将来厳しくなるかも…
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コロナ禍が明け
仕事で地方に行く機会が
増えてきました。
地方に行くと
緑が豊かで
川がきれいことを
実感します。
思わず深呼吸して
思いっきり
空気を肺に取り込みます。
すると心が休まります。
指の先まできれいな空気が
行き渡るような
錯覚に陥ります。
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現在僕が住んでいる
東京都心とは状況が
全く違うのです。
でも地方に行くと
いつも気になることが…
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(話変わって…)
僕の総合スーパー勤務時代は
東北の店に配属されました。
そこでは
東京のおぼっちゃん大学卒の
上司が
「競争がないとダメになる。
競合店があるのは
ありがたいことなんだ」
とおっしゃったのを
覚えています。
その言葉を聞いた当時の
あまちゃんの僕は
「競争がないのは
平和な証拠じゃん。
競合店なんてない方が良い。
楽できるしね」
と思っていました。
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しかし…
今の仕事を始めてから
「競争こそが自分を高めてくれる」
と思えるようになりました。
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自分の世界に留まり
刺激の少ない状態に長くいると
人は思考しなくなります。
すると
相手に提供する価値が
結果として低下していく
ように思うのです。
なぜ
結果として提供する価値が
低下していくか…
それは
自分がほとんど努力してない間、
競合は努力を重ね
相手に提供する価値を
高め続けるからです。
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(話変わって…)
日本は
少子高齢化・人口減が進み
どの地方も
経済活動が停滞気味です。
そんな状況下、行政等が
経済活動を活発化させるため
考えることは
移住や交流人口を
増やすことになりがちです。
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しかし
移住希望者や
その地域を訪れる人達は
最初から比較対象とする
土地を持っているのです。
(意識しようが、無意識であろうが)
知っている土地と
これから訪問する土地を
比較してしまいます。
そうなった場合
競争(自己研鑽)してこなかった
土地・店舗・事業者は選ばれない
確率が高くなります。
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厳しいですが、
これが現実!
なので
自地域内の直接競合や
他業種を見て刺激を受ける
また自地域外の情報も
時々でも良いので得ることが
必要ではないかと思うのです。
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コロナが明けて
【地方VS地方】
の闘いが始まりそうな予感。
長い間、競合を意識してこなかった
地方が苦戦するような気がしています。
P.S.
訪問した先で
地元の方に
「当地の強みは何ですか?」
とお聞きすると
「この自然」
と回答されることが多いです。
でも…
だいたいの地方には自然が
あります。
それじゃない何か、
を打ち出さないと!