店舗経営者様、街は変わるな~と実感しましたよ!
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先日、
東京都心から電車で1時間ほどの
街を自転車で走りました。
ちなみに行きも帰りも輪行です。
※輪行というのは
自転車を出来るだけコンパクトにし、
袋に入れて、電車等で移動することです
僕は14インチという小径折り畳み自転車を
持っているので、輪行は楽なのです。
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さて、さて、
その街は年齢別人口構成から
推測できますが、
団塊の世代が自身の子供が出来た頃に
家を建て移り住んだと思われる街です。
家の築年数ですが、
ぱっと見は
30年超でしょうか。
もちろん
それより
築年数の短い家もあり
長い家もあり、
またマンションもありますが…
総じて言うと、そんな感じ。
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その街の主要駅近辺には、
昔は栄えていたであろう大型店舗も
ありますが、商店街は正直寂しい…
暑い日だったということもありますが、
人がほとんど歩いていません。
ご高齢の方を時々見かけるくらいです。
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街の中心部(商業地)から
自転車で少し走ると
製造業が集積している地区に
繋がる幹線道路が走っています。
そこは車の往来が激しく
パチンコ店や回転すしなどの
ロードサイド店が点在しています。
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再び住宅街に戻るとあることに
気づきます。
それは「郊外型コーヒー店」が
多いことです。
具体的にはコメダ珈琲さんとか
珈琲館さんなどです。
いずれも幹線道路ではなく
住宅街の生活道路に面し
広い駐車場を有しています。
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きっと朝から昼は高齢者が、
夕方は少し下の世代および
子供連れが…
そして休日は家族連れが
来るのでしょうね。
曜日別、時間帯別で
主要顧客が
うまく設計されて
いるのでしょうね。
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ちなみに…
上記のような住宅街にある
郊外型コーヒーショップは
朝7時から開いていますが、
駅前のコーヒーショップは
11時からの開店でした。
ということは
電車で都心に向かう人たちは、
朝この街でコーヒーを飲む習慣が
ないことが分かります。
コーヒーショップに入るにしても
会社等目的地近くの店を利用し、
そこで
その日のスケジュールを確認したり
自己啓発したりしているのかも
知れません。
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(話し戻って…)
もう一つ、気づいたことがあります。
それはセレモニーホールや介護関係の
会社が多いことです。
きっと団塊の世代が多いので
この街に進出してきたのだと思います。
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そんなことを考えると
「街は生きている」
と思わざるを得ません。
小さい変化かも知れませんが、
気づかないうちに
どんどん変わっている
のでしょうね。
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「強い者、賢い者が生き残るのではない。
変化できる者が生き残るのだ」
というダーウィンの言葉。
重いな~~~。
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周辺環境の変化を敏感に察知し
自社のポジショニングを変えていかないと
今後は生き残れないのかも知れません。
人口統計等のデータを見て、
また地形・歴史を調べ、
産業構造を見て、
そして街を歩いて変化を感じる。
日本はほとんどの街が
人口減少に見舞われているので
とてもとても重要なことだと思います。