2022年版中小企業白書・小規模企業白書から
■
毎年、ゴールデンウイーク辺りで
経済産業省より
「中小企業白書・小規模企業白書」
が発表されます。
僕が中小企業診断士の勉強を
していた20年前は、
わざわざ大型書店に行って
紙の本(中小企業白書)を
購入し、熟読していました。
しかし
20年前を思い出すに…
いくら熟読していても
内容が頭に入ってきませんでした。
今考えるに、その頃は
中小企業のことが
わかっておらず、
どこか他人事であり、
勉強のために無理やり
白書を読んでいたからだと
思います。
今は…
「やっぱりそうだよね」
とか
「う~ん。そういうことか」
と実感を伴いながら
読めています。
■
そんな白書、
ここ数年は
経済産業省のHPから
概要版をダウンロードし
読むようになりました。
便利な時代です!
■
さて、さて、そんな
2022年版
中小企業白書・小規模企業白書
から抜粋していきます。
■
まずは全体を通して…
①
「2022年版の特色」
新型コロナウィルス感染症の
流行や原油・原材料価格の高騰等の
外部環境に直面する
中小企業・小規模事業者の動向、
中小企業・小規模事業者の
それぞれが自己改革に向けて、
新たな挑戦を行うために
必要な取り組みについて、
企業事例を交えながら分析を
行いました。
⇒(澁川が感じたこと)
コロナや原油高等、
経営環境が悪化している。
ホント激変。
その中で「自己改革」を行う者を
サポートすると書かれている。
昔より「自助努力」的な文言が
増えたような気がする。
②
「感染症への対応」
・事業再編を促す。
・既存事業とのシナジー(相乗効果)
が発揮できるように
⇒(澁川が感じたこと)
コロナ禍では、
人と人との非接触が
求められる場面が多くある。
そのため既存事業を見つめなおし
事業再編(再構築)を
していく必要があるんだろう…
国もそれを促している。
③
「企業の成長を促す経営力と組織」
・無形資産(ブランド構築や人的資産)
への投資を促す
⇒(澁川が感じたこと)
産業構造は変化し、
第三次産業が増えている。
そのため無形資産の重要性が
増しているのだろう…
従業員教育って大事と思う。
④
「小規模事業者における事業見直し・
地域課題の解決」
・地域の支援機関との連携
⇒(澁川が感じたこと)
地域には地域の課題があり
その課題を解決するために
小規模事業者が活躍できるとすれば
とても素晴らしいことだと思う。
僕個人としても…
そのお手伝いがしたい!!!
⑤
「共通基盤としての取引適正化と
デジタル化、経営力再構築伴走支援」
・コスト変動への対応だけでなく
賃上げ原資を確保するために
取引正常化を促す
・デジタル化の進展に取り組む
・経営者自らが自己改革を進めるために
支援機関との対話を通じて経営課題を
設定することが重要
⇒(澁川が感じたこと)
いかに粗利を確保するかがキモで
そのために価格の見直しは重要と
思う。
その一方で、デジタル化を進め
顧客の利便性を高めるとともに
自社のコスト削減を進める必要が
あるのだろう
事業者さんは独りで悩まず
気軽に地域の支援機関に
相談に行って欲しい
■
次に、個人的に気になる
事業承継に関することから…
①年齢の高い経営者の
比率が高まっており、
事業承継は引き続き
社会的な課題となっている。
⇒(澁川が感じたこと)
経営者の高齢化は
肌で感じる。
今後、廃業が増えれば
雇用機会の喪失となり
経済が回っていかないので
社会としても大きな課題。
②経営者年齢が
若い企業では、
試行錯誤を許容するなど
新たな取り組みに果敢に
チャレンジする傾向にあり、
事業承継を適切に実施し、
次世代の後継者に
引き継いでいくことが重要。
⇒(澁川が感じたこと)
僕自身が50代半ばとなり
感じますが、新しいことを
拒むようになりました。
経営にイノベーションを
起こすには経営の若返りは
必須と思います。
③中小企業におけるM&Aは、
近年増加傾向
⇒(澁川が感じたこと)
増加しているのは確か
でしょうけど、
その実数はまだまだ少ない。
④後継者不在企業の
割合は低下しており、
経営者の事業承継に
対する意識の変化がみられる。
⇒(澁川が感じたこと)
う~ん。
よくわからない。
後継者不在企業が
廃業したから割合が
減ったのか???
2020年の後継者不在は
65.1%で、
2021年では61.5%
まで減っている。
⑤既存の経営資源を活かし、
後継者が新たな取り組みや
販路開拓に
積極的に取り組む企業も存在
⇒(澁川が感じたこと)
人生の残りの時間が
長いか、短いかによって
取り組む姿勢が違ってくる
のは事実のよう。
一般論として
新たなことに取り組むとき
若い人(後継者)の力は
必要と思う。
■
中小企業白書は
とっつきにくいですが
「中小企業の現状」
および
「何をすべきと
国が考えているか」
が分かります。
何か、
経営のヒントになるものが
見つかれば幸いです。
2022年版中小企業白書・小規模企業白書から】
■
毎年、ゴールデンウイーク辺りで
経済産業省より
「中小企業白書・小規模企業白書」
が発表されます。
僕が中小企業診断士の勉強を
していた20年前は、
わざわざ大型書店に行って
紙の本(中小企業白書)を
購入し、熟読していました。
しかし
20年前を思い出すに…
いくら熟読していても
内容が頭に入ってきませんでした。
今考えるに、その頃は
中小企業のことが
わかっておらず、
どこか他人事であり、
勉強のために無理やり
白書を読んでいたからだと
思います。
今は…
「やっぱりそうだよね」
とか
「う~ん。そういうことか」
と実感を伴いながら
読めています。
■
そんな白書、
ここ数年は
経済産業省のHPから
概要版をダウンロードし
読むようになりました。
便利な時代です!
■
さて、さて、そんな
2022年版
中小企業白書・小規模企業白書
から抜粋していきます。
■
まずは全体を通して…
①
「2022年版の特色」
新型コロナウィルス感染症の
流行や原油・原材料価格の高騰等の
外部環境に直面する
中小企業・小規模事業者の動向、
中小企業・小規模事業者の
それぞれが自己改革に向けて、
新たな挑戦を行うために
必要な取り組みについて、
企業事例を交えながら分析を
行いました。
⇒(澁川が感じたこと)
コロナや原油高等、
経営環境が悪化している。
ホント激変。
その中で「自己改革」を行う者を
サポートすると書かれている。
昔より「自助努力」的な文言が
増えたような気がする。
②
「感染症への対応」
・事業再編を促す。
・既存事業とのシナジー(相乗効果)
が発揮できるように
⇒(澁川が感じたこと)
コロナ禍では、
人と人との非接触が
求められる場面が多くある。
そのため既存事業を見つめなおし
事業再編(再構築)を
していく必要があるんだろう…
国もそれを促している。
③
「企業の成長を促す経営力と組織」
・無形資産(ブランド構築や人的資産)
への投資を促す
⇒(澁川が感じたこと)
産業構造は変化し、
第三次産業が増えている。
そのため無形資産の重要性が
増しているのだろう…
従業員教育って大事と思う。
④
「小規模事業者における事業見直し・
地域課題の解決」
・地域の支援機関との連携
⇒(澁川が感じたこと)
地域には地域の課題があり
その課題を解決するために
小規模事業者が活躍できるとすれば
とても素晴らしいことだと思う。
僕個人としても…
そのお手伝いがしたい!!!
⑤
「共通基盤としての取引適正化と
デジタル化、経営力再構築伴走支援」
・コスト変動への対応だけでなく
賃上げ原資を確保するために
取引正常化を促す
・デジタル化の進展に取り組む
・経営者自らが自己改革を進めるために
支援機関との対話を通じて経営課題を
設定することが重要
⇒(澁川が感じたこと)
いかに粗利を確保するかがキモで
そのために価格の見直しは重要と
思う。
その一方で、デジタル化を進め
顧客の利便性を高めるとともに
自社のコスト削減を進める必要が
あるのだろう
事業者さんは独りで悩まず
気軽に地域の支援機関に
相談に行って欲しい
■
次に、個人的に気になる
事業承継に関することから…
①年齢の高い経営者の
比率が高まっており、
事業承継は引き続き
社会的な課題となっている。
⇒(澁川が感じたこと)
経営者の高齢化は
肌で感じる。
今後、廃業が増えれば
雇用機会の喪失となり
経済が回っていかないので
社会としても大きな課題。
②経営者年齢が
若い企業では、
試行錯誤を許容するなど
新たな取り組みに果敢に
チャレンジする傾向にあり、
事業承継を適切に実施し、
次世代の後継者に
引き継いでいくことが重要。
⇒(澁川が感じたこと)
僕自身が50代半ばとなり
感じますが、新しいことを
拒むようになりました。
経営にイノベーションを
起こすには経営の若返りは
必須と思います。
③中小企業におけるM&Aは、
近年増加傾向
⇒(澁川が感じたこと)
増加しているのは確か
でしょうけど、
その実数はまだまだ少ない。
④後継者不在企業の
割合は低下しており、
経営者の事業承継に
対する意識の変化がみられる。
⇒(澁川が感じたこと)
う~ん。
よくわからない。
後継者不在企業が
廃業したから割合が
減ったのか???
2020年の後継者不在は
65.1%で、
2021年では61.5%
まで減っている。
⑤既存の経営資源を活かし、
後継者が新たな取り組みや
販路開拓に
積極的に取り組む企業も存在
⇒(澁川が感じたこと)
人生の残りの時間が
長いか、短いかによって
取り組む姿勢が違ってくる
のは事実のよう。
一般論として
新たなことに取り組むとき
若い人(後継者)の力は
必要と思う。
■
中小企業白書は
とっつきにくいですが
「中小企業の現状」
および
「何をすべきと
国が考えているか」
が分かります。
何か、
経営のヒントになるものが
見つかれば幸いです。