GW中、渋谷を散策して将来を想う
■
僕は現在
東京都新宿区に
住んでいます。
新宿区に住み始めて
20年近くになりました。
(時間が過ぎるのは早いな~
と感じます)
■
どうして僕は都心に
住んでいるのか?
理由はいくつかあるのですが…
一つは昔読んだ本に
影響を受けた
ことが挙げられます。
■
その本には
「経営をはじめ多くの
理論はアメリカから
輸入されている」
「アメリカの状況を
観察していれば
数年後の日本の姿が
見える」
と書かれていました。
■
これを読んで
僕は
「東京で起こっている
ことが、数年後、
地方に広がる」
「大企業で導入された
ことが数年後、
中小零細企業でも
導入されるはず」
と思いました。
そして
「僕が都心の状況を
地方の中小零細企業に
お伝えすれば
業績改善が図れるのでは…」
と考えました。
■
しかし、最近
その考えに疑問を
持つようになりました。
というのも
・情報は瞬時に
いきわたるようになった
・都心と地方では
条件が余りにも違う
と感じるように
なったからです。
(生きていく方法は
その土地その土地で
違うような気がする…)
■
さて、さて、
話はあっちこっち飛びますが、
5月5日はこどもの日。
報道によると
子供は41年連続で
減少しているらしい…
人口、
特に若い人の人口は
国力に直結すると
思いますので、
将来の日本が
どうなるのか心配…
■
団塊の世代ジュニアが
出産適齢期の時期に
国をあげて
少子化対策をしていれば
今のようになっていないはず…
と今更言っても
後の祭り。
■
これって
同族経営の事業承継対策と
同じ気がする。
「あの時、
事業承継に対して
真剣に向き合っていれば
ここまで家族が
ばらばらにならずに済んだ」
と後々後悔する事なきよう
今から対策してもらえればと
思います。
■
話が脱線気味ですが…
先日渋谷を散策しました。
その時に
色々思ったことがあります。
一部箇条書きにします。
・外国人がほぼいない
(でも…近い将来、
もしコロナが明けるとすれば
円安で外国人旅行客は増えるかも…
↑それが良いことか、悪いことかは不明)
・外国人目当ての売場が
狭くなっている
・食品の自動販売機など
無人販売がちらほら
・渋谷駅近くは再開発が進み
高層ビル建設中
・渋谷駅から
10分、15分歩くと
テナントを募集している
ビルが目立ちはじめる
・ウーバーイーツの
配達員が目立つ
(だけど一時より減ったかも…)
・センター街という
人通りが多いところでも
シャッターが降りた
店舗がみられる
・一方、家賃が下がった今、
出店する飲食店等も見られる
・間口が狭い狭小店舗を
活用し、
テイクアウトを提供する
店がぽつりぽつり
■
渋谷を歩きながら
「歩いている若者の
何割くらいが
地方出身者だろうか?」
と思いました。
僕には正確なところが
わかりませんが
結構な割合でないかと
思います。
■
しかし、今後、
子供が少なくなる
また
可処分所得が減るなどし、
都会へ子供を出すことが
出来る家庭は少なくなる
ことが予想されます。
ということは
「若者の街、渋谷」
が成り立たなくなるのでは…
■
一時、
「渋谷シリコンバレー」
という表現が聞かれましたが、
渋谷をIT産業の集積地にする
とか、
最先端のデザインの街にする
とか、
上品な大人の街にする
とか今から真剣に
考えておかないと
厳しくなるのかも知れませんね。
■
街の「強み」を認識して、
街をデザインしなおす
ことが改めて重要だと
都心を散歩をしながら
思いました。
↑ 言うは易く行うは難し!!!
ですね。