なぜ僕は同族の事業承継支援をしたいのか
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日本の同族経営の割合って
どれくらいだと思いますか?
民間税制調査会によると
96.3%だそうです。
ということは、
一部上場企業など大きな企業に
なればなるほど同族経営の割合は
減るので、
中小・零細企業のほとんどは
同族経営ということになります。
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この同族経営…
経営学の本や
中小企業診断士のテキストには
ほどんど書いてありませんが、
「合理的な意思決定がなされていない」
のが実態かと思います。
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例えば
現経営者である親も後継者である子供も
お互いが積極的にコミュニケーションを
取るのが嫌なので、
(本当はAを選択すべきなのはわかっているけど)
誰にも相談もせずBを選択するとか、
一緒に働いている親戚にわざわざ断りを
入れなければいけないので、Cを選択するとか、
経理を担当する妻・母に相談すると
反対されそうだから、Dを選択するとか…
そのような意思決定がなされているのが
ほとんどだと思います。
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僕の父も同族経営を行っていました。
そのため、
「合理的意思決定がなされていないであろう経営」
というものを間近で見てきました。
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そのことは僕のホームページ
https://fsconsul.info/
の上部メニューバー
「事業承継にまるわる実体験」
にも記してあります。
なお
「事業承継にまつわる実体験」は
A4で12枚の分量があり、
読むのに15~20分時間がかかる
かと思います。
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このような同族経営に
冷静な経営会議(≒家族会議)
というものを持ち込み
「思い込み」や「思い違い」
を出来るだけ取り除いた上で、
過去や現状を客観的視点より把握し直し、
理想の未来像を全員で描けるようになれば
企業の業績は上がり、
地域は良くなっていくのではないか
と考えています。
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上記は
「言うは易く行うは難し!!!」
だとは思っています。
しかしそこにメスを入れない限り
今後廃業は増えていくはず。
僕(澁川)は、
今後数年で大廃業時代に突入する
のではないか…
と危惧しています。
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きっと
「現状を何とかしたい」
けれど
「家族(親族)であるがゆえの
抑えきれない感情が先に立ち、
冷静に話し合うことが出来ない」
とか、
「家族(親族)や従業員等
みんな何を考えているかがわからない」
とか、
「家族(親族)のコミュニケーションが
うまく取れてなく、
社内のぎくしゃくした雰囲気を
お客様が感じて始めている」
などといったことで悩まれている先は多いはず。
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これらお悩みを
家族会議を開催することによって解決し、
そこからさらに円滑な事業承継を促し、
事業革新を成し遂げるよう
お手伝いをすることが出来ると
嬉しいな~と思っています。
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僕(澁川)は昔、
経営者であった父とうまく
コミュニケーションが図れず、
苦しんだ時期があります。
その頃、
「事業のこと」がわかり
「経営者家族の感情のこと」が
わかる第三者に間に入ってもらい
事業を良くしていければ…
と思っていました。
その役割が少しでも果たせるとしたら
本望と思っています。