お客様に伝え続けること
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僕は人見知りなうえ
自分が思っていることを言語化し
相手に伝えるのがとても苦手。
伝えたとしても
言葉足らずで誤解を
招くことも多いです。
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15年以上前のこと。
先輩の中小企業診断士からは
「しぶかわ君は、会議とかでも
いつも何もしゃべらないじゃん。
酔っぱらうと少ししゃべるけどね笑
あれじゃ、誰もしぶかわ君のことを
認識しないよ。
くだらない感想でも良いので
もっと喋りな」
と何度も何度も注意して頂きました。
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しかし…
先輩にそう言われるたび
正直、
反感&違和感を覚えていたのですが、
今ではやっとおっしゃっていた
意味が分かったような気がします。
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さて、さて…
結構前のことですが、
ジャパネットたかたの
高田明さんの本
「伝えることから始めよう」
を読みました。
この本を読み
【伝えなきゃ、存在しないも同じ】
と(少しですが)思えるようになりました。
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(以下、自分のことを
棚に上げて記します)
企業も
「伝えなきゃお客様に伝わらない」
を意識した方が良いな~
と思う光景に出会いました。
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それは
都内でも大きな自転車屋さんに
タイヤ交換をしに行った時のこと。
この夏は(も)非常に暑く
アスファルトの路面は灼熱。
そのおかげで
僕の折り畳み自転車の
タイヤのゴムが溶けてめくれ
走れなくなり
タイヤ交換が必要となったのです。
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その自転車屋さんは
ロードレーサーが常時100台近くは
展示販売されているような大型店です。
店の入り口近くのコーナーでは
初心者の方々にロードレーサーの乗り方を
レクチャーしていました。
レクチャーする店員さんが
10名くらいの老若男女に向かって
「背中は丸めて、
ハンドルの持ち方は様々なんですよ」
と説明していました。
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学生の頃、
自転車競技部に所属していた僕は
店員さんの言葉をお聞きし
「そんなの当たり前じゃん」
と思ったのですが、
よく考えてみると初心者の方々は
ご存じないことかも思い直しました。
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僕にも思い当たる節はあります。
(人見知りで、話すことが苦手な僕ですが)
仕事として、人前で話すことがあります。
「聞いて下さる方は当然にご存じだろう」
と思ってお話をするのですが、
トイレ休憩や
講演後の懇親会なので
「○○って意味は何ですか?」
との質問を受けることがあります。
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その都度
「案外ご存じないんだな」
とか
「伝わっていないんだな」
と感じます。
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企業は
伝えて
試してもらい
納得してもらい
買っていただき
ファンになってもらう
ことをもっと意識した方が
良いのだろうと思います。
(重ね重ね
自分のことは棚に上げてます汗)
P.S.
今の世の中、
スマホさんのおかげで情報過多、
いや情報量爆増中!!!
如何にに皆様の「認知」をこちらに
向けて頂くかが勝負なのかも知れませんね。
とはいえ
奇をてらうようなことは
したくはないと思っています。
商売は継続してこそ、なので…