"こだわり"に対してはどこまでこだわるか

2023年4月10日 2023年4月10日

fsc

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業種は明かすことが出来ないのですが…

高品質・高価格素材を
使っている事業者さん。

なぜそのような高品質の
素材を使っているかというと

その方が若い頃、
丁稚奉公していた先で
その素材と出会い

一言で言うと
その素材に一目ぼれした
からとのこと。

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丁稚奉公後、都会にて創業。

価格は高いけれども
品質が良いと評判になり
事業を拡大していったそうです。

拠点も３つとなり
従業員も増えていったようです。

都会で自信をつけ、
生まれ故郷に戻り
事業を継続。しかし…

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現在では、

ある程度の品質で
価格が安い素材が開発され
同業他社はそちらを採用している
そうです。

マーケットも
高い品質より手ごろな値段を
好むようになり、
事業は縮小傾向に入っています。

が、

その事業者さんは頑なに
昔から使っている
品質も価格も高い素材を
使い続けました。

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なかなかに頑固で気難しく
人の意見に素直に耳を貸さない
事業者さん。

周囲の人は、それでも
「素材を変えなきゃ売れない。
このままだと資金繰りが持たない」
と説得したそうです。

しかし全く聞き入れて
もらえなかったようです。

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その結果、破産しました。

まずは
「事業を続ける」ことに
意識を集中させていたら
展開が違ったのかも知れません。

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事業を続けてさえいると
そのうち

マーケットニーズのある
安い素材をちょこっと試して
販売してみる気になる。

そこで得られたお金で
資金を繋ぎながら

高い品質を求める
お客様だけに対して
高品質・高価格のものを
販売していく

というやり方があったかも
知れません。

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まっ、上記は仮説ですけど…

僕は「何がベターだったか」
なんて言えません。

いくつかの仮説を立て
それを試し検証していくしか

ないのだと思っています。

それだけです。

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皆さんはどう思われますか？

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