事業承継支援に活かせる!歴史家からの学び


僕は歴史がよくわかっていません。
(↑威張ることじゃない!)

居酒屋等で諸先輩方が
歴史のことをお話しになると
チンプンカンプン全くついて
いけないことが多いです。

これではマズいと
今更ですが
本気で思い始めています。


思い起こせば

僕は中学・高校の授業で
日本史を習ったと思いますが、

内容は全く思い出せません。汗

ただ
中学の時の日本史の教科書が
妙に厚く、

「これで友達の頭を叩くと
相当ダメージがあるだろうな〜」
と思ったことだけは覚えています。


高校に入ると
「日本史」か「世界史」を選択、

だったと思います。

それで多分
「日本史」を選択したのだと思います。

が、本当に何も覚えていません。


その後、なんとか高校を卒業
したものの

僕の学力では行ける大学が
なかったので、
1年間浪人させてもらいました。

浪人生となり、改めて
「日本史」を勉強し始めたのですが

夏頃「こりゃムリ」と思い
「政治経済」に科目変更しました。


それくらいの僕ですが、

先日、ある歴史家の講演を
聞きに行きました。

楽しかったです。

お話が上手なうえ、

勉強になることが多く
無茶苦茶メモしました。

一部をシェアさせて頂きたいと思います。

(1)
「○○年に△△があった」
とか
「誰かと誰かが戦って、
どちらかが勝った」
なんて結果はどうでも良い。

それより
「なぜ、その事件や争いが起きたか?」

「もし○○ということがなかったら
今頃どうなっていたか?」

という問いを立て
自分の頭で考え、

その答えを、
自分の人生を
より良いものとするため
に活用する。

それが出来れば
歴史を学んだことになる。

(2)
歴史上の人物も実は同じ人間。

同じ人間として
身近に感じながら
歴史を学ぼう。

その方が偉大さがわかる。

(3)
マジックは動いている手を
凝視していては騙されてしまう。

動いてない方の手を見るなど
注目が集まらない方に
目を向けよう。

(4)
「兆し(きざし)」
には敏感でいよう。

過去の「兆し」中に
全ての答えがある。

(5)
勢いに飲まれるな、
まず立ち止まろう。

疑問を持とう。

そのためのヒントは

?周囲との感情のもつれに敏感になる
?飛躍する論旨を捨てる
(物事は積み重ねが前提)
?数字を重視する

などなど


歴史家からの学びを
常に意識しておくことは

「同族企業の事業承継サポート」
にも通じるように思いました。

何故なら「過去の感情」が
円滑な事業承継の妨げに
なっていることが多いからです。

僕なりに解釈替え
してみたいと思います。

(1)
過去の嫌な思い出(恨みつらみ含む)は
一旦わきに置いておき、

「どうしてそのようなことが起こったか?」
「何かそうしなきゃいけない事情があったのか?」
と相手の状況・心情に思いを馳せてみる。

(2)
相手のことを「偉大」と感じたり
「卑下」することなんてしないで

一人の人間として改めて見てみる。

(3)
登場人物は相手と
自分だけじゃないので、

他の家族のほか
顧客、取引先、金融機関などが
どのように考えているか

に思いを馳せてみる。

(4)
何十年も前に発した言葉が
現状を創り出している。

そのような過去の発言に
目を向けてみよう。

そして誤解を受けている
ようだったら
誤解を解くために
説明してみよう。

(5)
感情に任せて拙速に
結論を出してしまう。

そうなる前に少し時間を置き
冷静になってみよう。

過去は出来るだけ
数字を使って整理してみよう。


ちょっと強引な解釈替えでは
ありますが、

自分にとって学びとなれば
それで良いのだと思っています。

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