めんどくさい!めんどくさい!は当たり前
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「始めてやること、
それも手がかかること」
をしようとする時、
「あぁ~、めんどくさい!」
とつい思ってしまうが人間。
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人間の脳みそは
「不確実な未来について
考えることが苦手」
そして
「不確実な未来について
考えることを避けられるなら
お金を払っても良い」
とまで思うらしい。
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上記に僕も激しく同意します。
と同時に
「今までと同じことを
やっていては
現状維持どころか衰退」
とも思っています。
(う~ん、ジレンマ、ジレンマ!)
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今年のお正月だったか…
NHKで宮崎駿さんの
密着ドキュメントを
放映していました。
その番組中、
宮崎駿さんが
「あー、めんどくさい!
めんどくさい!」
と言いながら階段を降りてくる
シーンがありました。
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宮崎駿さんと言えば
「もう引退する」
と発表し世間を騒がせ、
一度は引退された方です。
しかし
再び現場に戻ってこられた。
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全くの素人で
苦労知らずの僕の想像ですが、
新しい映画を創る作業は
僕ごときが想像出来ないくらい
困難の連続ではないかと
思うのです。
おそらく自分との闘いが
一番キツイ!
外部からのプレッシャーも
かなりキツイ!
その他、色々キツイ!
そのため
宮崎駿さんは引退を決意された
のかな~と想像します。
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それに加え
戦友と呼べる方を
亡くしたことも
大きかったのかも知れませんね。
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以下も僕の想像ですが、
近しい人の死を前にすると
人は「虚無感」を抱き
何もしなくなる
(出来なくなる)
のではと思うのです。
そして
一人静に
「生きていることの意味」や
「死とは何ぞや」などと
考えてしまうのかも…
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宮崎駿さんの場合は
引退後、時間を置き
「満足できていない自分」
「やり残したことがある自分」
に気づかれてしまったのかも…
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僕ごときが
「あ~、めんどくさい!
めんどくさい!」
と言うのと
宮崎駿さんが言うのでは
全く重みが違う!!!
そんなことを思いました。
P.S.
(1)
皆さまの中にも
売上や利益が上がらないので
新しいことに挑戦している方が
いらっしゃるかと思います。
その際、
「あ~、めんどくさい!
めんどくさい!」
と思うのは普通なはず。
腐らず、休み休み、粛々と
こなしていきましょう。
(2)
経営者が後継者に実権を渡し
引退したものの
その後、復帰するケースを
たまに見聞きします。
その時は、
どういう心境なのだろう
と思います。
一度引退した場合、
新社長や社内の人と
どのように接しているのだろう等
興味が付きません。