人の言うことは聞かぬ!
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僕は、
人様の前に出るのが嫌で嫌で
しょうがないという性分。
(と自分では認識してます)
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総合スーパー勤務時代、
何度か部門長会議というものに
参加しましたが、
ほとんど発言はしませんでした。
またカラオケに連れていかれ
上司から
「しぶかわ、歌え!」
と言われても
「えへへ」と笑って
逃げ回る始末。
30代半ば
中小企業診断士の勉強を再開。
そこでは
グループワークのようなものが
ありました。
が、
少人数グループであっても
僕はほとんど発言せず、
逃げてばかり。
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今でも出来ることならば
人前に出ず、目立たず、
黙っておきたい
という気持ちは強いです。
しかしそうもいきません。
僕の仕事は
「人と話をしてなんぼ」
のところがあります。
相手の話を聞いて質問し、
僕の考えをしゃべる。
その繰り返しです。
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しかし、時々、
人様の前で話す機会を頂きます。
いわゆる
セミナー・研修ってヤツの
講師です。
セミナーや研修の主催者から
参加される方のプロフィールを
お聞きし、
ニーズがありそうなことを
お話するのですが…
あとから頂くアンケート結果は
ボロボロです(涙)
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アンケート結果を見ると
いつも凹みます。
凹む度ごとに、
しゃべる内容からどんどん角が
取れて丸くなっていきます。
刺も抜かれてつるっつるっです。
しかしこれで良いのか…
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SNSの時代になったからか
大きな声の人は
いつまでも大きな声を上げ続け、
その他大勢の人は声を失いつつ
あるのではないか…
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(別の見方で)
SNSが台頭してきたことにより、
多くの人は権利ばかり主張し
自分の義務について
考えなくなってきたのではないか…
などと思う時があります。
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さて、さて、
僕の仕事として
商業・対個人サービス業・飲食業の
サポートをする際、
来店客アンケートを取ることもありますが
近年その意味がなくなっているようにも
感じます。
何故かというと、
「多様化し続けるニーズに
経営資源の乏しい中小企業は応えられない」
「(アンケートを取ったことにより)
来店客のわがままを助長するだけ
となってしまった」
と感じることがあったから。
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お客様は神様ではないのです。
お客様全てのご要望にこちらが
応えられるわけありません。
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三波春夫さんが
「お客様は神様です」
とおっしゃいました。
その真意が
三波春夫さんのウエブサイトに
載っています。
一部を以下引用します。
↓ ↓ ↓
三波本人が生前に
インタビューなどで
このフレーズの意味を
尋ねられたとき、
こう答えておりました。
『歌う時に私は、
あたかも神前で祈るときのように、
雑念を払ってまっさらな、
澄み切った心にならなければ
完璧な藝(げい)をお見せすることは
できないと思っております。
ですから、
お客様を神様とみて、
歌を唄うのです。
また、演者にとって
お客様を歓ばせるということは
絶対条件です。
ですからお客様は絶対者、
神様なのです』
↑ ↑ ↑
上記のご説明文を読み
「その通りだな~」
と思いました。
P.S.
カスタマーハラスメントには
毅然とした態度で
店側の言い分をお伝えして
良いと思います。