効率化のつけをお客様に払わせてはいけない
■
同じような立地で、
同じようなメニューを
同じような価格帯で提供する
飲食店なのに
お客様の入りが違う…
何故でしょうね。
何か要因があるはずです。
■
僕が実際に行ってみた
A店とB店について
記したいと思います。
■
A店にはお客様が
ひっきりなしに入っていきます。
店外からは
前払い制であることが
すぐに分かります。
大きな表示がいくつもあり
嫌でも目に入ってくるからです。
■
店内に一歩足を踏み入れると
「いらっしゃいませ」
という迎客の声。
その声に合わせて
フロアにいる他の店員さんも
厨房のコックさんも
呼応し
「こだま」で「いらっしゃいませ」
と声出しされます。
■
僕は店の方の
「こだま」を聞きながら
食べたいメニューを選び
チケットを買います。
空いている席に着くと
店員さんが水を持ってきてくださり、
テーブル上のチケットを確認し
「○○ですね。少々お待ちください」
とおっしゃいました。
■
料理が来るまでの間、僕は、
A店の店内を確認しました。
厨房が広すぎて
従業員動線が長い(移動が大変)
とは思ったのですが、
皆さん、テキパキ動いて
いらっしゃいます。
厨房担当とフロア担当との
意思疎通も図れている感じです。
■
一方、B店は…
店の外に何の表示も
見えません。
なので
入店し席に着きました。
しばらくすると
レジにいる店員さんが
少し大きな声で
「すみません。
当店はセルフサービスと
なっております。
先にチケットをお求めください」
とおっしゃいます。
「はい」と返事した僕は
レジまで歩いていき、
チケットを買いました。
■
レジにてチケット購入後、
席に戻ろうと思い
振り返り
一歩踏み出すと
「当店はセルフサービスと
なっています。
お盆を持ってこちらに
お進みください」
と言われました。
指示通り進んでいくと
ワンプレートで、無言で、
料理が出されました。
■
僕は
差し出された
プレートを受け取り
席に戻って
食事を頂きました。
食事は量が少なかった
ように思います。
そして濃かったです。
調味料等でごまかしている?
と感じました。
■
次に食事をしながら店内を観察。
まず全体的に店内が暗いです。
店奥は照明が消してあります。
店奥にお客様を
行かせないためでしょうか。
それとも節約のためでしょうか。
よくわかりません。
暗くてお客様が少ない店内。
「賑わい」は感じられません。
何だか寒々しい雰囲気です。
■
レジ近くでは
厨房にいた経営者と思しき人と
女性2人が何やら話をしています。
聞き耳を立ててみると
勤務シフトについて揉めている
ことがわかりました。
■
何だかな~って感じです。
B店は運営が少しまずいとの
印象を持ちました。
■
A店やB店が採っている
セルフサービスは
別に良いと思います。
このところの
食材費高騰により
ますます効率化を進め
コストを圧縮必要が
あるでしょう。
それは経営努力として
とても大切なことと思います。
■
が、それ以前に
そもそもの話として
B店はお客様に対する
気持ち・姿勢が
少し残念な気がします。
■
B店を出る際
セルフサービスの表示が
あるか探したら、
入口近くに小さく
表示されていました。
しかしあれでは見逃すはずです。
配慮が足りない気がします。
■
お客様の目線で
自店を見てみないと
自分たちの目線
(店の内側からの目線)
でのみ効率を考えるように
なります。
経営者や店員が
自分たちの目線でのみ
効率化を図ると
しわ寄せはお客様の
ところに行き
その結果
お客様は離れていくはずです。
■
効率化はどんどん図れば良いと
思います。
ただしそれはお客様に
過度な負担を求めない範囲で、
です。
■
効率化は
出来ればバックオフィスから
行って頂くのが良いと思います。
バックオフィスなので
お客様との接点について
サービス品質は落ちません。
■
飲食店のフロアや
売場の効率化をするには
自分の目線で店を見るのではなく
お客様の目線で店を見るしか
ないのだと思います。
言うは易し…だと思いますが、
気にしておきたいことです。
効率化のつけをお客様に払わせてはいけない】
■
同じような立地で、
同じようなメニューを
同じような価格帯で提供する
飲食店なのに
お客様の入りが違う…
何故でしょうね。
何か要因があるはずです。
■
僕が実際に行ってみた
A店とB店について
記したいと思います。
■
A店にはお客様が
ひっきりなしに入っていきます。
店外からは
前払い制であることが
すぐに分かります。
大きな表示がいくつもあり
嫌でも目に入ってくるからです。
■
店内に一歩足を踏み入れると
「いらっしゃいませ」
という迎客の声。
その声に合わせて
フロアにいる他の店員さんも
厨房のコックさんも
呼応し
「こだま」で「いらっしゃいませ」
と声出しされます。
■
僕は店の方の
「こだま」を聞きながら
食べたいメニューを選び
チケットを買います。
空いている席に着くと
店員さんが水を持ってきてくださり、
テーブル上のチケットを確認し
「○○ですね。少々お待ちください」
とおっしゃいました。
■
料理が来るまでの間、僕は、
A店の店内を確認しました。
厨房が広すぎて
従業員動線が長い(移動が大変)
とは思ったのですが、
皆さん、テキパキ動いて
いらっしゃいます。
厨房担当とフロア担当との
意思疎通も図れている感じです。
■
一方、B店は…
店の外に何の表示も
見えません。
なので
入店し席に着きました。
しばらくすると
レジにいる店員さんが
少し大きな声で
「すみません。
当店はセルフサービスと
なっております。
先にチケットをお求めください」
とおっしゃいます。
「はい」と返事した僕は
レジまで歩いていき、
チケットを買いました。
■
レジにてチケット購入後、
席に戻ろうと思い
振り返り
一歩踏み出すと
「当店はセルフサービスと
なっています。
お盆を持ってこちらに
お進みください」
と言われました。
指示通り進んでいくと
ワンプレートで、無言で、
料理が出されました。
■
僕は
差し出された
プレートを受け取り
席に戻って
食事を頂きました。
食事は量が少なかった
ように思います。
そして濃かったです。
調味料等でごまかしている?
と感じました。
■
次に食事をしながら店内を観察。
まず全体的に店内が暗いです。
店奥は照明が消してあります。
店奥にお客様を
行かせないためでしょうか。
それとも節約のためでしょうか。
よくわかりません。
暗くてお客様が少ない店内。
「賑わい」は感じられません。
何だか寒々しい雰囲気です。
■
レジ近くでは
厨房にいた経営者と思しき人と
女性2人が何やら話をしています。
聞き耳を立ててみると
勤務シフトについて揉めている
ことがわかりました。
■
何だかな~って感じです。
B店は運営が少しまずいとの
印象を持ちました。
■
A店やB店が採っている
セルフサービスは
別に良いと思います。
このところの
食材費高騰により
ますます効率化を進め
コストを圧縮必要が
あるでしょう。
それは経営努力として
とても大切なことと思います。
■
が、それ以前に
そもそもの話として
B店はお客様に対する
気持ち・姿勢が
少し残念な気がします。
■
B店を出る際
セルフサービスの表示が
あるか探したら、
入口近くに小さく
表示されていました。
しかしあれでは見逃すはずです。
配慮が足りない気がします。
■
お客様の目線で
自店を見てみないと
自分たちの目線
(店の内側からの目線)
でのみ効率を考えるように
なります。
経営者や店員が
自分たちの目線でのみ
効率化を図ると
しわ寄せはお客様の
ところに行き
その結果
お客様は離れていくはずです。
■
効率化はどんどん図れば良いと
思います。
ただしそれはお客様に
過度な負担を求めない範囲で、
です。
■
効率化は
出来ればバックオフィスから
行って頂くのが良いと思います。
バックオフィスなので
お客様との接点について
サービス品質は落ちません。
■
飲食店のフロアや
売場の効率化をするには
自分の目線で店を見るのではなく
お客様の目線で店を見るしか
ないのだと思います。
言うは易し…だと思いますが、
気にしておきたいことです。