効率化のつけをお客様に払わせてはいけない


同じような立地で、
同じようなメニューを
同じような価格帯で提供する
飲食店なのに

お客様の入りが違う…

何故でしょうね。
何か要因があるはずです。


僕が実際に行ってみた
A店とB店について
記したいと思います。


A店にはお客様が
ひっきりなしに入っていきます。

店外からは
前払い制であることが
すぐに分かります。

大きな表示がいくつもあり
嫌でも目に入ってくるからです。


店内に一歩足を踏み入れると
「いらっしゃいませ」
という迎客の声。

その声に合わせて
フロアにいる他の店員さんも
厨房のコックさんも
呼応し

「こだま」で「いらっしゃいませ」
と声出しされます。


僕は店の方の
「こだま」を聞きながら
食べたいメニューを選び
チケットを買います。

空いている席に着くと
店員さんが水を持ってきてくださり、

テーブル上のチケットを確認し
「○○ですね。少々お待ちください」
とおっしゃいました。


料理が来るまでの間、僕は、
A店の店内を確認しました。

厨房が広すぎて
従業員動線が長い(移動が大変)
とは思ったのですが、
皆さん、テキパキ動いて
いらっしゃいます。

厨房担当とフロア担当との
意思疎通も図れている感じです。


一方、B店は…

店の外に何の表示も
見えません。
なので
入店し席に着きました。

しばらくすると
レジにいる店員さんが
少し大きな声で

「すみません。
当店はセルフサービスと
なっております。
先にチケットをお求めください」
とおっしゃいます。

「はい」と返事した僕は
レジまで歩いていき、
チケットを買いました。


レジにてチケット購入後、

席に戻ろうと思い
振り返り
一歩踏み出すと

「当店はセルフサービスと
なっています。
お盆を持ってこちらに
お進みください」

と言われました。

指示通り進んでいくと
ワンプレートで、無言で、
料理が出されました。


僕は

差し出された
プレートを受け取り
席に戻って
食事を頂きました。

食事は量が少なかった
ように思います。
そして濃かったです。

調味料等でごまかしている?
と感じました。


次に食事をしながら店内を観察。

まず全体的に店内が暗いです。
店奥は照明が消してあります。

店奥にお客様を
行かせないためでしょうか。

それとも節約のためでしょうか。

よくわかりません。

暗くてお客様が少ない店内。
「賑わい」は感じられません。

何だか寒々しい雰囲気です。


レジ近くでは

厨房にいた経営者と思しき人と
女性2人が何やら話をしています。

聞き耳を立ててみると

勤務シフトについて揉めている
ことがわかりました。


何だかな~って感じです。

B店は運営が少しまずいとの
印象を持ちました。


A店やB店が採っている
セルフサービスは
別に良いと思います。

このところの
食材費高騰により
ますます効率化を進め
コストを圧縮必要が
あるでしょう。

それは経営努力として
とても大切なことと思います。


が、それ以前に
そもそもの話として

B店はお客様に対する
気持ち・姿勢が
少し残念な気がします。


B店を出る際

セルフサービスの表示が
あるか探したら、
入口近くに小さく
表示されていました。

しかしあれでは見逃すはずです。
配慮が足りない気がします。


お客様の目線で
自店を見てみないと

自分たちの目線
(店の内側からの目線)
でのみ効率を考えるように
なります。

経営者や店員が
自分たちの目線でのみ
効率化を図ると

しわ寄せはお客様の
ところに行き

その結果
お客様は離れていくはずです。


効率化はどんどん図れば良いと
思います。

ただしそれはお客様に
過度な負担を求めない範囲で、
です。


効率化は

出来ればバックオフィスから
行って頂くのが良いと思います。

バックオフィスなので
お客様との接点について
サービス品質は落ちません。


飲食店のフロアや
売場の効率化をするには

自分の目線で店を見るのではなく
お客様の目線で店を見るしか
ないのだと思います。

言うは易し…だと思いますが、
気にしておきたいことです。

効率化のつけをお客様に払わせてはいけない】


同じような立地で、
同じようなメニューを
同じような価格帯で提供する
飲食店なのに

お客様の入りが違う…

何故でしょうね。
何か要因があるはずです。


僕が実際に行ってみた
A店とB店について
記したいと思います。


A店にはお客様が
ひっきりなしに入っていきます。

店外からは
前払い制であることが
すぐに分かります。

大きな表示がいくつもあり
嫌でも目に入ってくるからです。


店内に一歩足を踏み入れると
「いらっしゃいませ」
という迎客の声。

その声に合わせて
フロアにいる他の店員さんも
厨房のコックさんも
呼応し

「こだま」で「いらっしゃいませ」
と声出しされます。


僕は店の方の
「こだま」を聞きながら
食べたいメニューを選び
チケットを買います。

空いている席に着くと
店員さんが水を持ってきてくださり、

テーブル上のチケットを確認し
「○○ですね。少々お待ちください」
とおっしゃいました。


料理が来るまでの間、僕は、
A店の店内を確認しました。

厨房が広すぎて
従業員動線が長い(移動が大変)
とは思ったのですが、
皆さん、テキパキ動いて
いらっしゃいます。

厨房担当とフロア担当との
意思疎通も図れている感じです。


一方、B店は…

店の外に何の表示も
見えません。
なので
入店し席に着きました。

しばらくすると
レジにいる店員さんが
少し大きな声で

「すみません。
当店はセルフサービスと
なっております。
先にチケットをお求めください」
とおっしゃいます。

「はい」と返事した僕は
レジまで歩いていき、
チケットを買いました。


レジにてチケット購入後、

席に戻ろうと思い
振り返り
一歩踏み出すと

「当店はセルフサービスと
なっています。
お盆を持ってこちらに
お進みください」

と言われました。

指示通り進んでいくと
ワンプレートで、無言で、
料理が出されました。


僕は

差し出された
プレートを受け取り
席に戻って
食事を頂きました。

食事は量が少なかった
ように思います。
そして濃かったです。

調味料等でごまかしている?
と感じました。


次に食事をしながら店内を観察。

まず全体的に店内が暗いです。
店奥は照明が消してあります。

店奥にお客様を
行かせないためでしょうか。

それとも節約のためでしょうか。

よくわかりません。

暗くてお客様が少ない店内。
「賑わい」は感じられません。

何だか寒々しい雰囲気です。


レジ近くでは

厨房にいた経営者と思しき人と
女性2人が何やら話をしています。

聞き耳を立ててみると

勤務シフトについて揉めている
ことがわかりました。


何だかな~って感じです。

B店は運営が少しまずいとの
印象を持ちました。


A店やB店が採っている
セルフサービスは
別に良いと思います。

このところの
食材費高騰により
ますます効率化を進め
コストを圧縮必要が
あるでしょう。

それは経営努力として
とても大切なことと思います。


が、それ以前に
そもそもの話として

B店はお客様に対する
気持ち・姿勢が
少し残念な気がします。


B店を出る際

セルフサービスの表示が
あるか探したら、
入口近くに小さく
表示されていました。

しかしあれでは見逃すはずです。
配慮が足りない気がします。


お客様の目線で
自店を見てみないと

自分たちの目線
(店の内側からの目線)
でのみ効率を考えるように
なります。

経営者や店員が
自分たちの目線でのみ
効率化を図ると

しわ寄せはお客様の
ところに行き

その結果
お客様は離れていくはずです。


効率化はどんどん図れば良いと
思います。

ただしそれはお客様に
過度な負担を求めない範囲で、
です。


効率化は

出来ればバックオフィスから
行って頂くのが良いと思います。

バックオフィスなので
お客様との接点について
サービス品質は落ちません。


飲食店のフロアや
売場の効率化をするには

自分の目線で店を見るのではなく
お客様の目線で店を見るしか
ないのだと思います。

言うは易し…だと思いますが、
気にしておきたいことです。

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