相関図(組織図、家系図)を作ってみる効果


「はっきり分けられるはずがない」

というのが同族の中小企業だと思います。


例えば…

「経営者が会社にお金を貸し付ける」
ことや

「会社が経営者にお金を貸し付ける」
ことなんて

ざらにあります。

その場合、貸借対照表には
「役員借入金」や「貸付金」
などという名前で
金額が載っているかと思います。


「親子の仲の悪さ」

「夫婦での話し合いがないこと」
それに

「兄弟で考え方が違う」

ことなどが
業績不振を招いている

というのも普通です。

その場合、
損益計算書の利益に
直結します。


ある意味
とても人間的な感じがします。

経営者家族の考え方や行動が
そのまま決算書に表れるなんて…

巷で良く言われる

「会社は経営者
(とその家族)次第」
という言葉も

何だか納得…


このような同族中小企業の
実態を踏まえてないと、

われわれ中小企業支援者は
同族中小企業との深いお付き合いは
難しいのかも知れませんね。


そのように考えると

小難しい「戦略論」や「組織論」
などよりも、

「(目の前の生身の)人を知ること」
が重要なのではないか

と思っている今日この頃。


僕が思うに…

まずは相関図を作成することが
重要ではないかと思っています。

相関図には、家族関係の他、
会社での役割も記していきます。

そうすると

・情報等が根詰まりしている箇所

・組織内、家庭内のパワーバランス

などが見えてくるかも知れません。


またとても人間的な中小企業なので

個々人の考えの傾向や
個々人が取りそうな行動の傾向も
理解しておく必要があると思います。


実はこの「相関図」的なもの

経営者さんや後継者さんも
作られるのが良いかと思います。

当然ながら当事者なので
皆がどのような関係かは
十分わかっていると思います。


しかし…

会社で何か新しことを始めようと
思った時、思うように進まない
ことってこれまでなかったですか?

そのような時、
相関図をじっと見ながら

「何がボトルネックなのだろう」
と自問してみると
新たな気づきがあるかも知れません。

少し冷静になり
会社内を俯瞰して
みられるようになると、

「自分の思い込みに気づく」
なんてことがあるかも
知れません。

P.S.
きっと

「(目の前の生身の)人を知ること」
って難しいですよね。

特に僕は

・初対面の人と話をするのが苦手

・表情が硬い

・明るく話ができない

・緊張しー

なので、もっと柔軟性を持つべき
と思っています。

これからは、もっと
フラフラ~、ひらひら~
テキトーに生きていこうかな~。

目標は高田純次さん!

高田純次さんの切り返しの上手さや
場の温め方、懐に入っていく感じ

などはとても憧れます!

鶴瓶さんも良いな~

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