表面的な手ばかり打つと残るは徒労感のみ?
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トヨタ自動車には
「なぜなぜ5回」
という有名な言葉が
あります。
(以下に
日経XTECHさんの記事の
一部をコピペします)
↓ ↓ ↓
「なぜなぜ5回」。
この言葉を聞いたことが
ある方は多いだろう。
「なぜを5回繰り返せ、
そうすれば真の原因
または根本原因に行きつく」
という教えを指す、
製造業ではかなり有名な言葉である。
↑ ↑ ↑
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製造業だけでなく
全業種で使える考え方
だと思います。
僕は以下のように
使っています。
例えば…
まず
「利益が出ない。何故だろう?」
という問いを立てます。
すると
「客数が減ったから」
と
「経費が増えたから」
の2つが頭に思い浮かんだと
します。
次に
「なぜ客数が減ったか?」
と
「なぜ経費が増えたか?」
と2つの問いを立てます。
(上記繰り返し)
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「なぜ?」を5回繰り返せば
真の原因(真因)にたどり着く
とのこと。
でもな~
確証はないですが、
僕的には5回じゃ無理
な気がします。
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「なぜ?」を繰り返す
この作業、
正直頭を使うし、
裏を取らなきゃいけないし、
はっきり言って面倒です。
しかしこれをしない限り
表面的な対策しか
打てないはず。
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表面的な対策しか
打てないとなると
体力勝負になってしまいます。
まるでゲームセンターの
モグラ叩きのように…
ゲームセンターの
モグラ叩きでは、
表面(地表)に出て来た
モグラを叩いたとしても
すぐに次のモグラが
頭を出してきます。
その繰り返しです。
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なので
可能であれば
地下にあるモグラの巣を
叩き壊す
そのことに全力を尽くしたい!
モグラの巣さえ
叩き壊してしまえば、
地表に頭を出す
モグラの数は
一気に減るはずなので。
P.S.
以前
「人事評価制度を導入したい」
という経営者さんが
いらっしゃいました。
僕は
「何が目的で人事評価制度が
導入したいのだろう?」
という疑問が湧き、
色々な角度から質問し
お話をうかがいました。
すると
経営者さんと合わない
従業員さんがおり、
その方を辞めさせたいだけ
ということがわかりました。
これだと意味はない気がします。
自分と馬の合わない人は
必ず出てきます。
イエスマンばかり従えると
経営者さんが暴君になる可能性
だってあります。
経営者さんが
立てるべき質問は
「なぜ自分はその従業員さんの
ことが気になるのだろう?」
だったのかも知れません。