賑わいを演出しなきゃ、お客様は店に入ってくれない
■
広島に帰省して
お好み焼きばかり
食べて来ました。
食べた回数
2泊3日の滞在で5回です。
血液がお好みソースに
なるまでお好み焼きを
食べ続けたい!
(今の僕の願望!!!)
ところで、広島県民は
飲んだ後の締めのラーメン
ではなく、
飲んだ後の締めのお好み焼き
の人が多いです。
(↑多分ですけど。
それとも僕の周りだけかな…)
■
広島市内には
一つの建物の中に
複数のお好み屋さんが
入店しているビルが
いくつかあります。
僕はお好みを食べようと
あるビルに入りました。
■
ビルに入って
エレベーターに乗り
目的の階に到着。
エレベーターを降りて
店の方を見てみると
エレベーターに近い店は
お客様で客席の8割が
埋まっていることが
わかります。
■
僕はとりあえず
そのフロアのお好み屋さん
(10店舗位)を
全部見ようと歩き出しました。
すこし歩いてみると…
奥の店のほとんどは
お客様は誰もおらず
何だか寂しいな~
と思いました。
その後、再び歩き始めると
激しく呼び込みをする店が…
「迷っているならどうぞ」
とか
「今、席が空いたのでどうぞ」
とか
威勢よく言葉をかけてきます。
■
僕は
「まぁ、良いか」
と思い、
そのお客様が一人もいない店の
丸椅子に座り注文。
(鉄板を前にして
通路を背にして座りました)
■
注文後、いつものように
店を観察し始めました。
客席数は17。
従業員さんは40代以下
と思しき人4人で
店を回しています。
なかなかに固定費が大変そうです。
客席の回転率が高くないと
商売は難しいかも…
なんてことを思いました。
■
入店してから
僕が食べ終わるまで
40分くらいでしょうか。
食べ終わった時刻は
お昼の12時。
その間、誰一人として
お客様は入店しませんでした。
■
しかし僕が食べている間
何人かのお客様は
その店の前を
通りがかっていたようです。
それは
お客様が店前を通る度に
「今、お席が空きました。どうぞ」
と店員さんが
声掛けをしてるのでわかります。
しかし、僕は心の中で
「ずっと席は空いているよ」
と本当のことをつぶやきます。
ゴメンナサイ
■
が…
店の方にしてみれば
「今、お席が空きました」
と声掛けしないと
賑わっている感が演出できないので
そうしているのだということに
思い至りました。
■
(話変わって…)
知らぬ土地に行って
一人で居酒屋を探す場合、
僕はうろうろさまよいます。笑
先日行った
ある県の飲み屋街地区は
30軒ない感じ。
狭い地区なので2周しました。
■
結局、
外から見て
お客様がある程度入っている
店に入りました。
やはり一人で
お客様が誰もいない店に
入るのは勇気がいります。
(これまで勇気を出して
誰もいない店に入ったことは
ありますが、
いずれも何らかの不満が
あったのは事実です)
■
そんなことを考えるに
「賑わいを演出する」
ことは絶対に必要と思います。
賑わいがないと
お客様は入店に抵抗感を
抱くと思います。
■
時々
店内から
外を見ている(凝視している)
従業員さん
いらっしゃいませんか、
また
店の外で腕組みして
通りを眺めている
店主さん
いらっしゃいませんか。
■
暇でそうしたくなる
気持ちはよくわかります。
しかしその行為こそが
ますます店を暇にしている
原因かも知れません。
■
動きがない店は
デッドスペースのように
見えます。
掃除でも何でもよいので
とにかく動くようにしてください。
「掃除は行き届いており
もう十分きれいだよ」
と思われても
それでも掃除などを
してください。
磨き上げられて
ピカピカな店内の方が
お客様は喜ばれるはずです。
P.S.
①
暗い店
(照度が一定レベルない店)
だとお客様の
印象がどうしても悪くなります。
照度も気にしてください。
(電気代が勿体と
思われるでしょうけど…)
②
飲みに行く人たちが
いなくなっている地区も
多いようです。
昔ひいきにして下さったお客様は
もう家から出てこない
もしくは鬼籍に入られた方も
いらっしゃるはず。
それで新規客が獲得できないと
その店の売上は上がりません。
何らかの新しいことを
考えなければいけないのだと
思います。