企業のルーツは面白い。強み発見もそこからか


企業のルーツを知るのは
面白い!!!

そのように思います。


僕が就職した総合スーパーは
1948年創業の
「布団店」から
はじまっています。

上記の情報だけで

戦後の何もない時代、

布団とか、衣料など
買回品群は
世の中に出回ってなく、

それゆえ品揃えさえすれば
瞬く間に売れた。

そのことにより
ぐんぐん業績が伸び
一部上場できたことが
推測できます。


逆に言うと

買回品という
圧倒的な強みがあったために
それに慢心し、また固執し

(食品をおろそかにし)

未来を予想し改善策を
打てなかった

そしてついに
会社更生法となった

とも言えます。


いゃ~慢心&固執って怖いわ
とつくづく思います。

というのも

ちょっと褒められれば
すぐに調子に乗る僕は
自分を戒めなきゃと
思うのですが、
それがいつまで経っても
出来ないのです。

さはさりながら

どんな人でも慢心&固執は
あるものと思います。

企業の衰退のほぼすべては
慢心&固執が原因ではないかと
思うほどです。

出来るだけ慢心&固執
しないように
何か仕組みが作れないもの
でしょうか?

何か名案をお持ちの方に
教えて頂きたいものです。


さて、さて、話を戻します。

食品スーパーを例にとり
ルーツと強みを考えてみます。

祖業が
「鮮魚店」なのか
「精肉店」なのか
「青果店」なのか
「惣菜店」なのか
によって、
強みが変わる場合が
多いです。

もし
鮮魚店から食品スーパーに
なっていれば、
市場で買い付けできる権利
(買参権)を有しており、

安くて新鮮で良い魚を
自らの目利き力で
直接市場から仕入れしている
可能性は高いです。

そんな店は
鮮魚部の売上構成比が
異常に高い。

売場もそれなりです。


同様に

青果店なら青果店の強みを
精肉店なら精肉店の強みを
惣菜店なら惣菜店の強みを

持って食品スーパーに
なられている可能性が高い。


初めて訪問するスーパーさん
であるなら

まずは売場を見みて
祖業が何かを推測する。

その後経営者さんと
お話しさせて頂き、
「何が祖業だったか」
について答え合わせするのは
面白いですね。


ルーツといえば
人に関してのルーツもあります。

僕の場合は、
「事業家」の父方と
「結ぶ系」の母方
になるのかな~

と思います。

亡くなった父や母から

「じいちゃん・ばあちゃんが
どのような仕事をしていたか」
をはっきりと聞いたことがないので
ぼんやりとしかわからないのです。


多分

父方は大規模林業をしていた
ようです。

母方はじいちゃんが神主を
ばあちゃんが仲人をしていた
ようです。

そんな影響もあるからか

最近やたら緑の濃い場所や
神社仏閣が落ち着くのです。

それとも歳をとると
こうなるのでしょうか…


そんなことを考えるにつけ

ルーツが自分の強みの源泉に
なっているかも…

なんてことも思います。

僕の場合だと
「事業系」と「結ぶ系」。

だとすると
事業承継支援なんて
ぴったりじゃん!!!

などと自信が湧いてきます。

(↑すぐに慢心する僕)

P.S.

10年前に亡くなった父は
経営者でした。

父と折り合いが悪かった僕は
どのような経緯で
父が創業したのか
全くと言って良いほど
知りません。

父もその辺りのことは
語りたがらなかった…

もっと、もっと
仕事観とか、人生観とか

生きる上で大事なかつ根本的な
ことを聞いておけばよかった…

世の後継者さんには
後悔しないためにも、今のうちに、
ルーツについて両親など年長者に
聞いておかれた方が良いと
思いますよ。

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