事業計画を策定する意味
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「事業計画を策定する意味」
って何だと思われますか?
※ここでいう事業計画とは
①現状分析
②今後成長するための
新しい方向性
③それを実現するための
行動計画
④今後3年間の損益計算書
くらいのイメージです。
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金融機関の方たちは
お金を貸せるかどうかの
判断をするために
事業計画が見たいのだと
思います。
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取引先など利害関係者は
「この会社が今後どのように
なっていくのか?」
を判断する材料にするかと
思います。
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従業員にしてみれば
「自分が勤めている会社が
今後どの方向に向かうのか?」
とか
「会社はこのまま
継続できそうか?」
とか
「経営者は何を考えているか?」
等を知る
良い機会になるかと思います。
やはり従業員にしてみれば
おおよそでも良いので
勤めてる会社の
未来を描いてもらった方が
安心できると思います。
不安感の中で仕事をしていると
パフォーマンスは確実に
落ちるでしょうから…
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経営者に関しては
「意識を未来に飛ばす」
ことが
事業計画を作る意味だと
僕は思っています。
どんな経営者も何となくでも
未来を描いているはずです。
しかし「何となく」であった場合
そこに確固たる意志は存在しない
可能性があります。
であるなら
どうしても
次第に過去の経験に絡み取られて
これまでの延長線上で
ものを考えてしまう…
と思うのです。
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それくらい過去の経験は
強力だと思います。
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事業承継を控えている
同族企業であれば、
この事業計画を
後継者が中心となり
経営者の力を借りながら
策定出来れば
サイコーと思います。
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これまでの蓄積を踏まえつつ
若い感覚を取り入れ
今後の企業が向かうべき
方向性を示せれば
それに共鳴する人が
出てくるはず。
そして
共鳴する人が
増えれば増えるほど
事業の安定性は
増すと思います。
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言うは易しですが…
だからこそ
忌憚のない意見を出し合う
「家族会議」って
重要だと思うのです。