文化の日(11/3)に思ったこと
■
2022年11月3日
東京、
文化の日は
快晴でした。
おまけに暖かい!
そこで
久々に自転車に乗りました。
(僕は14インチという
小径の折り畳み自転車を
2台持っています。
2台の価格差は
3倍近くです。
価格の高い方は
3段変速で、車重は軽く、
前傾姿勢で軽快に走れます)
■
その価格が高い方の
自転車に
久々に乗ったためか
「違和感」を
覚えてしまいました。
走り出してすぐに
「こんな漕ぎ出しだったっけ?」
と思ったのですが、
数分走ったら慣れました。
どうやらギヤ比に
足が慣れてなかっただけ
のようです。
■
午後は散歩がてら
近くの大学の学園祭に
行きました。
3年ぶりの学園祭で、
人出が多く、
スムーズに歩けない
ほどでした。
正門入ってすぐの
メインステージ上では
キレッキレのダンスを
披露しているグループが
いました。
次に観客ゾーンに
目を向けると
ダンスしている学生の
友達でしょうか、
ノリノリで体を揺らしている
若者もいます。
とっても楽しそう!!!
■
今年は対面授業も増え
ダンスサークルと思しき
メンバー全員が揃っての
練習が出来たものと思います。
その様子を見て
おじさん(←僕)は
目を細め
「良かったね~」
と心から思います。
■
この2年間はコロナに
翻弄されました。
未知のウィルスで
マスコミは恐怖を
煽りたてました。
おかげで
20歳前後という
貴重な時間なのに、
彼らは学園祭さえ
させてもらえませんでした。
■
僕も昨年の夏は
「コロナに罹ると面倒」
と思い、
パルスオキシメーターや
食料を買い込みました。
(実際、今年4月に
罹ってしまいましたが…)
しかし、今は
コロナにも
すっかり慣れてしまった…
■
文化の日の11/3前後は、
某国がミサイルを
打ちまくりました。
これまでにないくらいの
大量のミサイルを
打ちまくりました。
ミサイルが落ちた海は
大丈夫なのかと思うくらいです。
(今後、海洋汚染が心配です。
漁業資源に影響が出ない
訳ないと思います。
海は繋がっている…)
■
初めて日本上空をミサイルが
通過した平成29年8月、
その時僕は
出張で東北にいました。
ウトウトしながらベットに
横たわっていたのですが、
けたたましいサイレンで
びっくりして起きました。
しかし、今はミサイルに
慣れている僕がいます。
■
また11/3は地震が2度ありました。
僕が住んでいたところは
震度3です。
しかし慌てることなく
リビングに座ったままでした。
やはり地震に慣れて
しまっている。
■
「慣れって怖い」
と思うと同時に
「楽に生きさせてくれるもの」
だと思います。
だから
【慣れちゃいかん、
けど慣れなきゃいかん】
ものだと思います。
■
文化の日ということで…
企業文化や組織文化が
形成されるのはこの「慣れ」も
関係するのではないか
とも思いました。
つまり
慣れた状態
=当たり前の状態
=抵抗感を持たない人が一定程度いる状態
にならないと
文化には昇華しないのではないか。
■
しかし
「慣れ」が高じて
違和感に気づかなくなり
結果として
組織が「惰性」で動くように
なる。
そしてそれが組織文化に
なっているとしたら…
気が付いたら
ゆでガエル状態に
なっているかも知れません。
■
世の社長さんの言葉や
ビジネス書に書かれている
以下のような言葉
「常識にとらわれるな!」
「成功体験は忘れろ!」
「自らを否定し続けろ!」
は変化し続ける企業文化を
植え付けようとしている
んだろうな~
と思いました。
P.S.
僕は変化し続けているか?
と自問自答すれば
「してません」と言って
下を向くことしかできません。
11月、
また誕生日が来てしまいました。
次の世代のために
僕が変化して何かを残さないと
マズいのだろうと思うように
なってきました。
何者でもない僕が
何を残せるのだろう…