歳取れば取るほど「あ~、わかる」が増えちゃう
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高校生の頃、
嫌で嫌でしょうがなかったもの。
それは「模擬試験」
僕が生まれ育った広島では
「中国ブロック模擬試験」、
略して「ちゅうぶろ」という
ものがありました。
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これは文字通り
中国地方の高校生が
受ける模擬試験のことです。
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朧げな記憶ですが…
「ちゅうぶろ」は
中国地方の
普通科の高校生の他
商業高校や工業高校の生徒も
受けるものです。
偏差値の表記は
37が一番下で、
36以下の偏差値も
一律「37」と表記されました。
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僕は
現国37
日本史37
でした。
本気で模擬試験に取り組んだ
結果の「37」です!!!
エッヘン←威張ることはない!
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どんな人間でも何かが
欠落しているものと思うのですが、
僕の場合は、まず、
学業(知識量)が
欠落していると思います。
なので
「文章が読めない&書けない」
また
「歴史や地理を知らない」
のがコンプレックス。
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でも
「人間いつからでもやり直せるのさ」
と思っているので、
50を超えてから
ほんの少しずつですが勉強を
始めました。
すると
「知らなかったことを知る」
や
「持たなかった感情を持つ」
ことが高頻度で起こるのです。
その都度
「穴があったら入りたい」
と思わずにいられませんが…
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世の中には
「無知の知」
とか
「実るほど頭が下がる稲穂かな」
なんて言葉がありますが、
そんな高尚なことではなく
僕の場合、
「あほでごめんなさい」
とか、
「親に迷惑をかけたな~」
と度々思うだけなのです!
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父親である経営者と
喧嘩ばかりしている
後継者と話すことが
あります。
彼らは
「自分が正しい。
父親は間違っている」
との前提で話を進めていきます。
その気持ち、
僕もよ~~~くわかります。
だって父の会社を手伝っていた
ころの僕そのものなので。
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でもな~
50を過ぎて
「あほな自分でごめんなさい」
「親に迷惑をかけたな~」
と本気で思うように
なったのです。
なのでこの感覚を彼らに
伝えたいのですが
それができないです。
歯がゆいけれど…
P.S.
いつか本を書いて
この歯がゆさを晴らそう
と思っていたのですが、
現国の偏差値「37」の僕には
出来そうもない…
う~ん。どうしよう…