現場の悲鳴


少し前のことですが、

お墓参りのため
広島に帰りました。

その際、
ちょうどよいタイミングで
全国旅行支援が使えたので
安くなりました。


広島での移動の都合上、

広島駅近くのホテルを
予約しました。

当日は、
チェックインの15時丁度に
ホテルに到着。

が、チェックイン作業が
混んでいたため、
そのホテルのロビーで
30分近く待ちました。


僕が待つことになった理由は、
ずばりホテル側の人手不足です。

ホテルで働いていらっしゃる
従業員さんは
「お待たせして申し訳ございません」
と言いながら、
てきぱきと機敏に動いて
いらっしゃるのですが

お客様が次から次へと現れ
さばき切れていません。


中には文句を言うお客様も
いらっしゃいます。

そのお客様に対しては
謝ることしかできない
従業員さん。

何だかこっちが申し訳なく
思ってしまいます。
「押しかけてしみません」
と…


チェックインが済み
自分の部屋に向かうため
エレベーターを使いました。

目的の階でエレベーターを
降りると、
廊下にシーツが出されていました。

部屋のクリーニングも
まだ完全に終わっていない
ようです。

その状況を見て、
「本当に人がいないんだ」
と心が痛みました。


旅行業界だけではなく
中小零細の現場は疲弊している
ように感じます。

製造業も、小売業も、
飲食業も、サービス業も…

ぎりぎりの人数で現場を
回しているため、

少しでも需要が回復すると
現場は混乱を極めるようです。


また忙しさの余り
従業員同士の
コミュニケーションが
円滑に行えず、

クレームに発展する
ケースが続出している
ようでもあります。


これでは

従業員さんもお客様も
誰も楽しくない…

適正な利潤が
確保できるようにならないと
将来に希望が持てなくなる

そんなことを考えてしまいます。

需要が弱すぎる…

P.S.

コロナの影響がまだまだ
残っているようです。

一方、コロナのゼロゼロ融資の
返済は始まってしまう。
どうなるんだろう…

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