数字は経営者の意思が込められてこそなんぼ


これまで仕事として
目にしてきた

「事業再生計画」って
やつ。

「あ~、目がチカチカする(怒)」
と思いながら

A3の用紙いっぱいに広がった
数字の羅列を眺めてました。


この歳(55歳)になると
老眼なので、

メガネを外し、

表の「行」や「列」を
定規で押さえてないと
どこを読んでいたかが
すぐにわからなくなります。

また集中力を切らし
「昼食に何食べよ」
などと考え始めると、

意味のない数字の羅列を
長い時間ぼ~っと眺める
羽目になります。涙


そんな時はたいがい

「これはコンサルが作った
再生計画のようだけど
経営者はわかっているのかな?」

とか

「この再生計画には
経営者の意図は反映されている
のかな?」

とか

「コンサルが鉛筆なめなめ
無理やりこしらえた
数値計画なのかな?」

と内心で毒づいてました。


カラーが統一されたパワポの
「事業再生計画」だと
余計にそう思ってしまいます。


色々なお客様がいて、
色々な販路を通して
販売しているのが
企業の実態だと思います。

しかし多くの場合、

「売上」という欄に
まとめて数字を
記入するのが一般的。

僕はその「売上」の中身が
知りたいのです。


「どんなお客様に
どんな商品やサービスを
どういう意図を持って
販売するか」

などが詳しく知りたい!


費用だって

昔の費用構造が
今も続いている先が
沢山あります。

これをどうしたいのか?

なぜこの費用を変えたいのか?

費用を削減した場合、
何が不具合となり
それをどうカバーするのか?

などが記載されていれば
経営者の意思を感じます。


経営者さんは

「金融機関が数値計画を
作れって言うから
仕方なく作る」

という後ろ向きではなく、

将来を想像(妄想も可)し

「こんなお客様に
この商品やサービスを
使ってもらい、
こんな風になって欲しい」

と願いながら
数字を組み立てて頂ければと
思います。


ぜひコンサルに丸投げせずに
自事業の数字の根拠を
ご自身の言葉で
説明できるように
して下さい。

経営者の考えが
周囲に伝われば
応援してくれる方が
きっと現れるはずです。

Follow me!