理想を追い求める創業者、現実を見る後継者
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僕の感覚ではありますが、
【創業者は理想を掲げ後継者は現実を見る】
ように思います。
※
もちろん上記でない創業者、後継者も
たくさんいらっしゃるかと思います。
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言いかえると
・創業者は抽象的、後継者は具体的
・創業者は遠くを見て、後継者は足元を見る
・創業者は夢を見て、後継者は現(うつつ)
って感じでしょうか。
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重ね重ね、上記でない創業者、後継者も
たくさんいらっしゃるかと思います。
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創業にはパワーがいるかと想像します。
自分の内から出る
強い感情を燃料にして、
創業を果たした創業者。
対して
事業が巡航速度に達し
その状態を維持するために
持続的に燃料を噴出し続ける
後継者。
立場(役割)が違うのかも
知れませんね。
そのためか
個別具体的な議論になればなるほど
意見が合うわけがない!と思います。
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どちらが良いとか、間違っているとか
そんな問題じゃなく、
事業継続のためには
時と場合によってどちらの燃料も
必要と思います。
事業はいつも巡航速度を守れる
訳でなく、
時に強い感情を燃料にして
方向転換を図ることも
必要だからです。
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『どうすれば事業を継続発展させられるか?』
を問い続ければ
【理想を掲げ、現実に対応する】
ようになれると思うのですが…
P.S.
親族内事業承継の場合、
論理性が優位になることは少なく
感情が論理性の前にくる場合が
多いと思います。
お互いの強みを活かし合いながら
事業の継続・発展を
実現してもらえればな~
とつくづく思います。
そのための話し合いは絶対必要です。