ジェネレーションギャップを越えて


「今の会社には
営業成績が上がれば上がるほど
給料が上がるという
インセンティブがあります。
それでやる気が出たけれど…
何のために仕事をしているのか
わからなくなる時があります」

「"人にために仕事をする"
ということは理屈ではわかりますが
お金以外の要素で
モチベーションが上がったことは
正直一度もないです」

「どの会社に転職しても
似たり寄ったりの
ブラック企業。
だから独立したのですが
現実社会は厳しいです」


これは先日お話をした
30代の方々の言葉です。

年齢的には…

55歳の僕とは
四半世紀(25年)の差が
あります。


彼らが就職した時は
2010年頃でしょうか。

日本のGDPは0.5%位で
鳩山内閣の頃です。
翌年には東日本大震災が
起こっています。

バブル景気って何のこと?
という世代なのでしょう。


彼らが1990年頃に
生まれているとすると
20歳前(2008年)には
日本の人口は減少を始めています。

それもあってか、

彼らが学生の頃から
多くの日本企業は業績悪化傾向。
投資を取りやめ
経費削減ばかりしている頃
だと思われます。

親の給料も下がっていたかも
知れません。
ひょっとしたら解雇されて
いたかも知れません。


その頃の
社会の雰囲気は

自信を失くし
どっちらけムード
が蔓延していた…

のかも。


対して僕が就職したのは
1990年。

バブル崩壊が
1991年~1993年と
言われているので
バブル崩壊前夜に就職したようなもの。

それでも
前職の総合スーパーでは

「自分の采配で品揃えを決めて
売場を作り、
お客様に買って頂き喜びを感じ
ていました」

また、意味が分からないですが
「僕が会社の将来を背負っている」
気になっていた。

きつい時もあったけど
充実感はありました。

その経験があり
今の仕事が出来ています。

とてもありがたいことだと
思っています。


何でしょうね。この違い

僕はやっぱり

【大義と(小さな)成功体験】
がないと前を向けないような
気がします。

その2つを意識して
後継者と話をしていかないと
事業承継の支援は
できない気がしています。

P.S.

今の若者の心情は

僕を含めた我々世代以上の
責任が重いかも知れない…

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