祭りは地域を強くする!
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コロナ禍により
「人と人が相対して接する」
機会が奪われました。
しかし今年は、やっと
コロナが5類に分類され
コロナ禍前の生活が
徐々にですが
戻りつつあります。
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さて、さて…
僕は今、
東京都新宿区という
大都会の片隅で
ひっそり細々と暮らしています。
大都会なので
人と人との結びつきは希薄だとの
先入観を持って暮らし始めたのですが、
意外にも地域活動は活発で
地方の方が想像されるより
近隣住民の結びつきも
あるように感じます。
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僕が今の場所に越して来た数年後、
徒歩2分のところにあった
小学校は少子化のため廃校に
なりました。
しかし今では、その校舎を使って
地域住民中心のボランティアなどにより
自主管理・運営される「地域ひろば」
と「おもちゃ美術館」、
それにNPO法人が運営している
「市民の芸術活動推進委員会」
という組織が活動を行っています。
そのおかげで
この辺りは常に人の往来があり
人々の声を聞くことが出来ます。
それが何だか嬉しいのです。
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先日はそこで納涼夏祭りが
行われました。
消防や警察の方々も出店(でみせ)を出し、
また町内会の方々、地域の商店等が
焼きそばやソーセージ等々を販売してくださいます。
その出店(でみせ)の前を
浴衣を着た小さな子供たちが
嬉しそうにキャッキャ走り回っています。
かわええ~♪
そんな子供を追いかける親御さんは
暑い中大変ですが笑
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僕は出店で買った生ビールを片手に
逃げ回る子供と追いかける親御さんの他
盆踊りを踊られている地域の方々を見
【祭りは地域を強くする!】
と改めて思いました。
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昔、ある地方で
地域資源を活用し
地域の一体感を醸成。
製造業・サービス業・小売業を
巻き込んだお祭りを
企画したことがあります。
そのために
札幌のYOSAKOIソーランや
徳島の阿波踊り
などを見て回りました。
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その後、
地域の方々・事業者を巻き込んで
また行政、教育委員会・社会福祉協議会や
警察の方々にも協力を依頼。
正直、多種多様な方々と
お祭りを創っていく過程では
神経をすり減らすことが
あったやに記憶しています。
しかし
お祭りが無事終わった時には
なんとも言えない
嬉しい気持ちになりました。
「なんだろ、この達成感」
と感じた
お祭り後のシチュエーションを
今でも覚えています。
(そのシチュエーションを思いだす時は
なぜかいつもスローモーション)
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子供の頃のお祭りに関しての記憶は
「情緒を感じる基礎」になるように思います。
そのためか、大人になると
尊くかつ切ない記憶に昇華する
ようにも思います。
お子さんを連れている親御さんにとっても
近所の見知った方と挨拶ができる
お祭りという機会は貴重と思います。
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そんなことを思いながら
生ビールを飲み干すため
コップ(と首)を上方に傾けると
僕の視界に
防衛省のビルが入ってきました。
今の様な平時が
続いていきますように…