経営が安定するビジネスとは…
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20年ほど前、
中小企業診断士の勉強をしていた頃のこと
「年功序列、終身雇用、企業内労働組合、
この3つが日本企業の強み」
とテキストに書いてあったように
記憶しています。
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それが今や、
上記3つが日本企業の弱体化を
招いた…
と言われていますよね。
海外に比して
雇用の流動化が進んでいない
といった文脈の中で…
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僕の個人的見解ですが
今は
【安定を求めようとすればするほど
安定から遠ざかっていく】
そんな風に思います。
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泣いても叫んでも
今は先が読めない世の中です。
いくら将来にわたる安心が欲しい
と思って勉強しても
その内容が将来にわたって
通用するとは限らない。
どのような努力をすべきかも
見通せないのが今。
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こうなれば…
【不安定な状態は、常態】
であると覚悟し、
波乗りのように
良い波が来れば乗り
そうでなければやり過ごす。
そうやって不安定な
世の中を楽しめれば
結果として安定していける
ように思います。
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そのために
・なるべく固定費をかけない
・先払いしてもらうなど
キャッシュフローの良化に努める
・在庫を極力しない
・顧客シフトが容易に出来る
ビジネスにする
・商品やサービスの拡大や変更が
容易に出来るビジネスにする
・マーケットが縮小する
ビジネスは避ける
・仕入れ先、協力先など
利害関係者との関係は
対等もしくは上位の
ポジションでいられるようにする
・売上よりも利益を優先する
・アフターフォローの必要が
ほとんどない
そんなビジネスを追求するのが
理想だろうな~と思っています。