ソフト老害になっていないか、自問自答


指導的立場にある年長者の

「硬直した考え方」
が組織の活力を奪っている

としたら
大問題であると思います。


これって
日本の至る所で
起こっていること
かも知れませんね。

(かしましい政治家に関する
ニュースを頻繁に目にするので、
そんなことを思うのでしょうか…)


日本の年齢別人口構成は
逆ピラミッド型。

現在、戦後に生まれた
団塊の世代が75歳くらい。
そこを頂点として
徐々に人数が減っています。

(団塊世代ジュニアの人数は
少し盛り上がっていますが…
その後は急激に人口が減っています)


ということは

それなりの地位にある
発言力を有す年長者は
その人数が多いことが
推測されます。

今の日本は、

割と多くの組織に
そのような方がいらっしゃる
ように思います。

その結果

その世代の方の発言力が
未だ大きく、
社会に与える影響も
大きくなっている
のが現実

と言えるかと思います。


さて、さて…

今年の3月末をもって

放送作家の鈴木おさむさん(51歳)
が引退されたそうです。

51歳の鈴木さんは

「打ち合わせ時のこと、

自分が発した一言によって
若手が一生懸命に考えた
アイデアを潰してしてしまった」

的なことをおっしゃったよう。

そして

そのことに気づいて
「自分はソフト老害かも…」
と思われたようです。


ギクッッッッッッ!!!
うんが、うがっっっ!!!
がくがく、ぶるぶる!!!

僕にも似たような経験が
あります。

気持ち的には20代の頃と
全く変わらない、

というかまだまだアホ過ぎて
知らないことが多すぎる、

と思っていますが、
気が付けば50代後半。

白髪になるわ、
老眼はすすむは、
柔軟性を欠き頑固だわ

確実に歳を取っています。


僕が思っているよりも

僕の発言は若手に
影響を及ぼしているかも…

そんなことも実は感じ
はじめています。


「僕より年齢が低い方の
邪魔だけはしないように
したい!」

と心の底から思っています。

しかし僕が
「○○の方が良いんじゃない」
と軽く言うと、

若い方たちは僕に忖度(?)し
その通りにしてしまう

ことが何度かありました。


遠慮しすぎるのも良くないですが、

「邪魔をしている可能性が高い」
と常に思っておかねばいけない

と改めて思いました。

P.S.

時々、なぜか僕は
「先生」と呼ばれることがあります。

先日「先生」と呼ばれる人たち数人で
話す機会がありました。

人間性が劣り、
ものの道理がわかっていない
僕ですが、
色々考えることが出来ました。

反省すべきことが多いと思いました。


【先生と呼ばれる程のばかでなし】

(先生と呼んでも、必ずしも敬意が
込められているわけではなく、
むしろばかにすることの多いことから、
呼ばれていい気になっている者を
軽蔑していうことば)

経営者、上司、先輩、
先生、親などは
心に刻んでおいた方が
良い言葉かも知れませんね。

あっ、政治家さんもかな…


他方、

モラハラ、セクハラ、パワハラなど
新しい言葉も増えました。

上長は何を言われるかわかりません。


将来がある者に対し
どのように接して
どのような言葉をかけるのが良いか…

正解ってないと思いますが
気を付けていかなければと
思っています。

それじゃなくても
若者はどんどん減り
彼らの
「数の多さとしての発言力」
は減退しているのですから…

何だか、今日の話題、
事業承継に通じるところがあるな~

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