比較する際、基準をどこに置くかにはご留意を…


出張や旅行等に行くと
僕はどうしても

他の地域と比較しながら
その地域を見てしまいます。

具体的には

「この地域は
意外とラーメン屋さんが多いな~」
とか

「軽トラは思ったより少ないな~」
とか

「公園では子供たちの声が聞かれるけど
住宅街では一切しないな~」
とか

「不動産屋さんの窓に貼ってある家賃は
思ったより高いな~」
とか

「葬儀屋さんが多いな~
高齢化が進んでいるんだろうな~」
とか

「この辺りはロードサイド型の大型スーパーが
進出し新興住宅地になっているけど、
今後どうなるのかな~」
とか

「コンビニの売り場面積は広く
駐車場も広いな~。
日商いくらくらいなのかな~」
とか

「空き家がいっぱい。
行政も何もできないでいるんだろうな~」
など

色々なことを思ってしまいます。


そんな時、僕が頭に思い浮かべる地域は

今住んでいる大都会の新宿であったり、

生まれ育った広島市内であったり、

大学時代に住んでいた東京の多摩地域であったり、

就職後に住んだ山形県天童市や
新潟県三条市だったりします。

その他、今の仕事を始めてから訪れた
地域だったりもします。


それら地域は

大都会でもあり、
政令指定都市レベルでもあり
数万人の街であったり
1万人未満の地域です。

そのような比較対象が持てたことは
今の仕事に大いに役立っているように思います。


さて、経営者さんと話していると

「昔は良かった」
という話になりがちです。

その時の基準は
「同じ場所での景気が良かった頃のこと」
が多いようです。

そしてそれは…

じっくり話を聞くと
昭和40年代、50年代
だったりもします。


しかし…

それだと今後は
もっと精神的にきつくなると思います。

今後は今以上に加速度をつけて
人口が減っていくからです。


(イメージして頂くために敢えて書きますが)

地域住民の人数より
クマや、シカや、サルや、イノシシの
数の方が多い地域がもっと増えると思います。

駆除する人間も限られるため
繁殖が抑制しきれず

きっと農作物は荒らされまくり
生業としての農業が成立しなく
なるかも知れません。

そういう地域においては
高齢化率は当然50%超でしょう。


「何を基準とし話をしているか?」
を明らかにし、

比較対象として適切かどうか
の判断をしないと議論として成立しない
可能性が出てきます。


なつかしさへの想いや
良かった時代を回顧するだけでは

もはや未来が描けないところに来ているのではないか
そんな風にも思えます。

P.S.

この構造は同族の事業承継を難しくさせる
要因だと思います。

ジェネレーションギャップの解消には
数字をもって客観的に状況を把握するしかない
と思っています。

とは言え…いくら客観的に数字で把握しても
心からの「納得」はないのかも知れません。

【比較する際、基準をどこに置くかにはご留意を…】


出張や旅行等に行くと
僕はどうしても

他の地域と比較しながら
その地域を見てしまいます。

具体的には

「この地域は
意外とラーメン屋さんが多いな~」
とか

「軽トラは思ったより少ないな~」
とか

「公園では子供たちの声が聞かれるけど
住宅街では一切しないな~」
とか

「不動産屋さんの窓に貼ってある家賃は
思ったより高いな~」
とか

「葬儀屋さんが多いな~
高齢化が進んでいるんだろうな~」
とか

「この辺りはロードサイド型の大型スーパーが
進出し新興住宅地になっているけど、
今後どうなるのかな~」
とか

「コンビニの売り場面積は広く
駐車場も広いな~。
日商いくらくらいなのかな~」
とか

「空き家がいっぱい。
行政も何もできないでいるんだろうな~」
など

色々なことを思ってしまいます。


そんな時、僕が頭に思い浮かべる地域は

今住んでいる大都会の新宿であったり、

生まれ育った広島市内であったり、

大学時代に住んでいた東京の多摩地域であったり、

就職後に住んだ山形県天童市や
新潟県三条市だったりします。

その他、今の仕事を始めてから訪れた
地域だったりもします。


それら地域は

大都会でもあり、
政令指定都市レベルでもあり
数万人の街であったり
1万人未満の地域です。

そのような比較対象が持てたことは
今の仕事に大いに役立っているように思います。


さて、経営者さんと話していると

「昔は良かった」
という話になりがちです。

その時の基準は
「同じ場所での景気が良かった頃のこと」
が多いようです。

そしてそれは…

じっくり話を聞くと
昭和40年代、50年代
だったりもします。


しかし…

それだと今後は
もっと精神的にきつくなると思います。

今後は今以上に加速度をつけて
人口が減っていくからです。


(イメージして頂くために敢えて書きますが)

地域住民の人数より
クマや、シカや、サルや、イノシシの
数の方が多い地域がもっと増えると思います。

駆除する人間も限られるため
繁殖が抑制しきれず

きっと農作物は荒らされまくり
生業としての農業が成立しなく
なるかも知れません。

そういう地域においては
高齢化率は当然50%超でしょう。


「何を基準とし話をしているか?」
を明らかにし、

比較対象として適切かどうか
の判断をしないと議論として成立しない
可能性が出てきます。


なつかしさへの想いや
良かった時代を回顧するだけでは

もはや未来が描けないところに来ているのではないか
そんな風にも思えます。

P.S.

この構造は同族の事業承継を難しくさせる
要因だと思います。

ジェネレーションギャップの解消には
数字をもって客観的に状況を把握するしかない
と思っています。

とは言え…いくら客観的に数字で把握しても
心からの「納得」はないのかも知れません。

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