人に話してすぐに理解されることは、模倣されやすい


理屈上、
おっしゃることはまぁわかるけど
率直な自分の気持としては理解できない

ってことないですか。


(少し例が違うかも知れませんが)

僕が大学生の時のこと

吉祥寺という若者が集う
東京の街にて

目的地に早く着いたので
4、5人だったか女の同級生と
時間を潰す必要がありました。

彼女たちは
「近くの店に入り時間を潰そう」
と話し合い、

男一人でいる僕のことなんて
完全に無視し(涙)
ファンシーショップに入りました。

僕はトコトコついていくだけ…


店の中には
雑貨やぬいぐるみがあります。

ぬいぐるみを見た女子A子が
「このクマ、かわいい」
と言いました。

それは僕にもわかります。

次に
コーヒーカップを見たB美が
「このコーヒーカップ、かわいい」
と言いましたが、

その発言については
全然理解できませんでした。


コーヒーカップは小さくて
模様がついていて
B美にとってカワイイのかも
知れませんが…

僕の中には
ぬいぐるみはカワイイという
概念がありますが、

コーヒーカップなど陶器に
カワイイという概念は
なかったからです。


また別の話、

先日、入ったカフェ。

そこに女子4人が先客としていました。
全員20歳前後と思われます。

「カレシに求める条件」
についてペチャクチャ楽しそうに
話していました。

僕には全く理解不能でした。


(話変わって…)

僕が、僕の
「同族の事業承継サポート」について
話をすると、分かってもらえる方と
分かってもらえない方に別れます。

理屈としてはわかるけれど
感情としてわからない方が
比較的多い印象です。

その差は
・ご実家が同族経営をしているかどうか
・親や子、兄弟など親族と微妙な関係を続けているかどうか
のようです。

さらに言うと
上記の2つに関して
どうしようもなく悩んできた(いる)、
そして、その悩んでいる期間が長い

かどうかも関係しているような…


結局、同じような想いをし
長く苦しい期間を過ごしたかどうか、

言い換えるなら

「(苦しい)いつか見た風景」が一緒であるか、

「自分事として感情移入」が出来るかどうか、

に直結しているように思います。


さて、さて…

ビジネスにおいては

そのビジネスモデルが
理解できる人が多いということは
模倣される確率が高くなる

ということではないでしょうか。

逆に

なかなか理解されないということは
模倣されにくいはず。

しかし

本当に理解して頂きたいのは
競合他社ではなく、お客様であるので

競合他社には
「理解されないくらいの方が丁度良い」
のかも知れません。


多数の方に理解されずとも
少数の濃いお客様に理解されるビジネス
の方が良いように思うのです。

下手に

多くの方に理解され
事業拡大(≒固定費増大)を狙うのではなく

地道にビジネスを展開する方が
僕には性に合っている…

などと思う今日この頃。

P.S.

昔から「職人」には憧れがあります。

派手さはないけれど
他人には真似されず

実直な仕事を黙々と行う。

表に出ることを嫌い
試行錯誤を繰り返し
軸をぶらさず
自分を高め続ける。

僕は
「職人」にはそんなイメージを
持っています。

仕事をするにあたって
「職人になりたい」
と思ってはいますが、

これがなかなか
実現出来ずに困っています…

僕のできなさ加減や人間性のなさを
思い知らされています。

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