3.11とスガシカオさん
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2011年3月11日、
僕は、
普段の生活の場である
東京都新宿区から
一人で地元広島に帰っていました。
そして
東日本大震災が発生した時間は
僕の父が経営していた会社の
社長室にて
PCの画面を睨みつけながら
資料を作成していました。
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そんな時、
同居人(嫁)から
「わたしは大丈夫だから」
というメールが入りました。
広島にいたため
大震災が発生したことを知らない僕は
同居人がくれたメールについて
「意味、わからん。
何が大丈夫なのだろうか?」
などとのんきに構えていました。
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大震災発生時、同居人は
千葉県の湾岸地域にある
幕張メッセで開催されていた
ある勉強会に参加していたそうです。
幕張メッセの周辺は
ほとんどが埋立地。
そのため
液状化が激しく、電車も止まり、
自宅のある新宿区まで戻れなかった
ようです。
結局、同居人は幕張メッセ近くの
解放されたホテルのロビーで
一夜を明かしたそうです。
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その後、東京に戻った僕。
連日の報道を見ていて
その度に感情が揺すぶられました。
(実際、余震も酷く
体も揺すぶられ続けました)
そして
亡くなった方や行方不明の方、
そのご家族の
お気持ちを考えました。
また
これから日本はどうなるのだろう…
と何度も思いました。
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次第に
次々とTVから流れてくる映像を見て
「何かできないか?」と思うように
なったものの、
意志とは無関係に身体が動かず、
募金をさせて頂くくらいで
自分の気持ちを納得させていました。
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震災後、数年経ち、
被災した中小企業支援の仕事を
させて頂きました。
頂いた仕事内容は
・3期分の決算書
・各金融機関の返済予定表
・全部事項証明書
・納税証明書
のほか
・事業計画書
・投資にかかる見積書
などを精査することです。
初年度は、訳が分からず
言われた通りのことしか
出来なかったのですが、
2年目以降は
資金繰りの状況に想いを馳せ、
さらに
3年目以降は
経営者さんが考えていることが
想像出来るようになりました。
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この経験が
僕が昔から抱く財務への苦手意識
を払拭してくれました。
またそのことが
数字と、ビジネスモデル(儲かる仕組み)と、
経営者や従業員の感情をリンクさせて考える
重要性を教えてくれました。
人生何がどうなるか分かりません。
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さて、さて、
スガシカオさんについてです。
NHKの
「プロフェッショナル 仕事の流儀」
の主題曲を歌われているスガシカオさん。
その曲名は「Progress」です。
「Progress」これは
「進歩、進展、前進、向上」
などの意味を持ちます。
僕は歌詞にしびれまくりです。
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Wikipediaでスガシカオさんを
調べてみました。
2011年10月に
オフィスオーガスタから独立を発表
されています。
理由はメジャーに所属していては
曲が生々しい形でリスナーに
伝わらないからだそうです。
そして
2014年
約2年ぶりにメジャーレーベルでの
音楽活動を再開されています。
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2011年から2014年の間に
何があったのでしょう?
ヒントとなりそうなのは
2012年10月に
約1年前から突発性難聴に
なっていたことを発表されたことです。
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あくまで僕の推測ですが、
東日本大震災をきっかけに
【このままの自分じゃだめだ】
と思い、
メジャーから独立の道へ。
しかし
自分が思う結果が出せず、
(リスナーに生々しい曲を
届けることができず)
再度メジャーでの
挑戦をはじめられた
のではないでしょうか…
その間、
筆舌に尽くしがたいほど
悩まれたものと推察します。
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さらに
スガシカオさんに関しての
Wikipediaを読み進めると
・胃腸薬をご飯にかけて
食べるなど
極度の貧乏生活
・歌詞を考えていると
理屈っぽくなるので
お酒の力を借りる
・佐野元春さんが好き
・村上春樹さんのファン
であることがわかりました。
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上記のようなことが
全部合わさって
現在のスガシカオさんとなり、
人の心を動かせ続ける歌詞が書ける
のだろうと思います。
毎年、3.11には
僕の脳内で「Progress」が
流れます。
あと一歩だけ前に進もう♪
P.S.
東日本大震災は、僕たちに、
自然の恐怖と人の優しさについて
教えてくれたような気がしています。

