「売場」と「買場」、それに「返済」と「弁済」。立場によって使う言葉が違う


僕が始めて就職したのが
総合スーパー。

色々学ばせて頂いたな~
と思います。

その頃の経験が
今の仕事に繋がって
います。


総合スーパー時代、

「売場のあの商品が…」
とか、

「売場のレイアウトが…」
とか、

よく言ってました。

ですので「売場」という
言葉が身に染みついています。


その後、

中小企業診断士の資格を
頂いてから、

「買場(かいば)」
という言葉を
ちらほら聞くように
なりました。

これは店に来店される
お客様を
主語にした言葉です。

お客様は、店に
「商品を買いに来る」
分けですから「買場」。


それに対して
僕が馴染みがある
「売場」という言葉は

店側が主語になっています。

「店がお客様に売る」
という訳ですね。


「買場」の話を聞いた時、

「う~ん、そっか…」
と一旦は納得したものの
何だか馴染めず

僕は未だに
「売場」という言葉を
使っています。

店の経営者さんや従業員さんも
「売場」という言葉を
使うわけですし…

その方が話がすんなり進む。


(話変わって…)

金融機関の方と話していると

「弁済」という言葉を
聞きます。

この「弁済」という言葉、
「弁済が進むと債務が消滅する」
という風に使うそうですが、

僕的には慣れない言葉で、

お金を貸した側が
「返してもらう」という
ニュアンスが含まれている

と感じてしまいます。

仮にそうだとすれば
主語はお金を貸した方。


一方「返済」という言葉。

これはお金を借りた側が
金融機関等にお金を
返す時に使うニュアンスを
感じます。


どのような言葉を使っても
良いのでしょうけど…

僕は中小企業経営者さんと
同じ目線でいたいので

「売場」「返済」
という言葉を
今後も使っていきます。

P.S.
「ヤクベン」
「ジョウヘン」

なんて言葉もここ数年で
聞くようになりました。

ちなみに…

ヤクベンは約定弁済
のことで、
取り決め通り返してもらう
こと

ジョウヘンは条件変更
のことで、
返済方法や条件を
変更すること

のようです。

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