大事なのは変わっていくこと、変わらずにいること


僕は散歩好き。

歩きながら
道行く人々を見たり
様々な店舗を見ていると
勉強になります。
何かと気づきを得ます。

そのほか、

身体・精神衛生的にも良いです。


散歩の途中では
耳にイヤホンを突っ込み
ラジオを聞いています。

それは

ラジオパーソナリティの
しゃべり方や
しゃべっている内容も
参考になることが多いから。

また

新しい商品や
これまでとは趣向を変えた
店舗の紹介など
面白い情報も
ラジオから得ています。


ある日、
ラジオを聴きながら
歩いていると

槇原敬之さんの
「遠く遠く」
という曲が流れてきました。

「遠く、遠く、離れていても
僕のことがわかるように
力いっぱい輝ける日を
この街で迎えたい♪」

との歌詞。


話は脱線しますが…

頻度高く思うのですが、

作詞家は言葉を扱う天才
だと思います。

どうしたらそんなに
琴線に触れる
歌詞がかけるのだろう…

と思わずにいられない。


さて、さて…

そんな槇原敬之さんの
「遠く遠く」の中に

【大事なのは
”変わっていくこと”
”変わらずにいること”】

という歌詞が
出てきます。


この言葉
事業承継の時には
意識しておきたいこと。


先代から事業を引き継いだ時、

新経営者は感情的になり

「一気に、
これまでとはがらりと変える」
ことをしがちです。

そのことにより
お客様が離反されず
従業員の反発がなければ
良いのですが…

往々にして
そうはいかない。


人は

「変えなきゃいけない」
と分かっていても

「自分だけは変わりたくない」
と思うもの。

ホメオスタシス(恒常性維持機能)
って面倒なやつが
人間には備わっているからです。


そのために

家族会議(≒経営会議)を開いて
後継者は

「なぜ、今、変えようとするのか」
「どのように変えようとするのか」

また
「何を変えないでおくのか」

をしっかり説明し、

可能な限り
家族・陣族・経営陣の同意を
得ておくことが
重要と思います。

もちろん、その前提として

「変えることによる効果」
について、仮説を立て、
脳内シミュレーションを重ね
ておくことは必須です!

P.S.
一時期、マスコミを賑わせた
高級家具店。

結局、
事業承継はうまくいかなかった
のでしょう…

その要因は色々あるようですが…

説明不足、
仮説の立て方がまずかった、
小さくテストしなかった
などが要因かな〜???

なんて無責任な外野(僕)は思います。

いずれにしても
事業承継は難しい。

また時間がかかるもの。

それを肝に銘じておきたい。

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